STORES.jp開発秘話!話題のブラケット光本代表が語る「コンセプトを貫くこと」の重要性

株式会社ブラケット

株式会社ブラケット 光本勇介
2008年に自宅でブラケットを発足。たった一人で始めた小さな事業をここまでのモノに育て上げた想いと「良いサービス作りのコツ」について語っていただきました。

簡単!無料オンラインストア STORES.jp

恐らく知っている方も多いのでは?無料、2分でECサイト!という脅威のサービス「STORES.jp」。

今回はリリースから1年足らずで約5万店舗オーバーまで登録ストア数を伸ばし、勢いにのる「STORES.jp」の運営元、株式会社ブラケットさんを訪問。


場所は渋谷のど真ん中。やたらと若くてオサレな人たちが闊歩する神南エリア。

今年の7月に移転したばかりだという新しいオフィスは、入り口も執務エリアも会議室も会議室で出てくる紙コップまで格好良くて・・・

何も高いグラスだけが正義じゃない!
紙コップでもアイデアひとつでこんなにシャレオツに出来るんだと思い知らされました。

上野の焼き鳥屋とかが大好きな取材陣はあまりの場違い感に完全な挙動不審に。紙コップにエビアンを注ぐ手も震える始末。

やっぱりグッドデザイン賞取っちゃう会社は違うな…。そんなこと考えていた取材陣に、CEOの光本さんがガツン!と教えてくれました。

親戚のおじさんが使えるオシャレなショッピングカート

株式会社ブラケット光本勇介

もともと、僕自身がECなんて何も知らない親戚のおじさんから「ネットショップ作ってくれよ!」と無茶振りされたところからSTORES.jpって始まったんです。

「このツール使いなよ!簡単だし格好いいから!」と返せるサービスが無かった。じゃぁ自分で作っちゃおう!と思ったんですよ。

さぞや緻密なマーケット調査と、それに基づく戦略、そして計画を立てるための企画検討がいくつもされて、その中から生まれたものだとばかり勝手に思い込んでいました。

それが聞いてみれば親戚のおじさん発だったわけで、ある意味おじさんグッジョブなわけで、おじさんが「わしがそだてた」と言い出しても過言ではないわけです。

驚きを隠し忘れて真顔になった取材陣をよそに、光本さんはさらに熱く語ってくれます。

ターゲットを決め、コンセプトをブレさせないこと。
それが良いサービスの条件

株式会社ブラケット光本勇介

使って欲しい人がハッキリしている。だからSTORES.jpはコンセプトがブレれない。
例え一日数百件の問い合わせがあるような要望でも、ユーザー数が50,000を超えても、ライバルが現れても。
それでも僕らはあくまで「おじさんに売る体験をしてもらう」ためのツールを目指しているんです。

ちなみにSTORES.jpには、一日あたり少なくとも数百件の問い合わせがあり、その多くが「○○できる機能を増やして欲しい」だそうです。

しかし、その多くは実装されないし、する必要も無いと光本さん。

 

例えば「アレもこれも何でもできるショッピングカートシステム」なら、大手も中堅も合わせてたくさんのツールが存在します。(CSSいじれたり、解析ツール組み込めたり等々)

が、そんな機能は”ECなんて何も知らない親戚のおじさん”には使いこなせないし、ヘタしたら画面が混乱して使えなくなってしまうかも知れない。

だから、余計な機能は付けない。そんな高機能なものを求める人は他所へ移ってくれて構わないと断言してくれました。

STORES.jpの機能紹介ページを覗いてみるとすぐに解りますが、ものすごくシンプル。そして分かりやすく美しい!

コンセプトが一切ブレないから、デザインの品質を保てる。グッドデザイン賞受賞も納得です。

STORES.jp 開発秘話 たった一人から始まった「楽しい挑戦」

光本さんの経歴を読むと…
青学卒業 ⇒ 外資系企業入社 ⇒ ブラケット設立 ⇒ STORES.jp大ヒット ⇒ スタートトゥデイの子会社化…。

これだけ読むともう完全に完璧です。完璧すぎて「さぞや順風満帆なんだろうさ!苦労なんてしてないんでしょ?!畜生!神さまなんていなかったんだ!」とかなんとか叫びだしたくなります。

が、立ち上げ当初の話を聞くと、どうもそんなことも無かったそうなんです。

たった一人、自宅のパソコンから始まったブラケット

2008年にブラケットが立ち上がった当初、実は社員は光本さん一人。自宅のPC一台でサービスを開発して運営するSOHOみたいなノリでの独立だったそう。

完璧な体制作りより一緒に楽しめる仲間と走る
〜社長とデザイナーとそば屋の人と〜

株式会社ブラケット光本勇介

最初はたった3人だけのプロジェクトだったんですよ。
3ヶ月で開発してデバッグやって
そのままリリース!みたいな(笑)

開発に3ヶ月かー、さぞや優秀なエンジニアさんだったんだろうなー。と思って聞いてみると、なんと当時開発を担当された大竹さんはサービス開発初体験の当時21歳!

ブラケット合流直前までそば屋でバイトしていた普通の学生だったんだそう。ま、あとで本人に確認したらうどん屋でしたけど…

そば屋、大変だった?

(う、うどん屋なんだけどな…)

完璧を目指すよりまず完成!退会すらできない超々β版サービスのままとりあえずリリース

株式会社ブラケット光本勇介

本当に思いつきからリリースまでが短かったですね。
当初は登録したら退会することすら出来ないような状態でとりあえず世に出しちゃったんです

STORES.jpをリリースした際のチーム

・・・い、いくらなんでもスモールスタートすぎる。

あまりにも思い切りの良い「早すぎるリリース」に取材陣もさすがに爆笑。が、それこそが現在のSTORES.jpの急成長につながる考え方なんだろうと妙に納得もしてしまいました。

完璧を目指すくらいならとりあえず作ってまず完成させる。
そしてどんな時もコンセプトをブレさせない。

「当たり前を当たり前にやりぬく」スゴさを目の当たりにさせていただきました。

LIGとのコラボ ― 奇跡を起こした伝説の「段田商会」事件

全てのスタートアップが等しく悩むことになる「認知」と「集客」それを一瞬にして実現した背景には、LIGの暗躍があったとか無かったとか。

LIGブログ初期の名作エントリー「話題のStores.jpでLIGの通販サイトを作ってみたら大変な事になった。」と、その続編「嫌がらせで作ったECサイト「段田商会」で奇跡的に物が売れるの巻。

LIGの副社長 ゴウさんと光本さんの悪ふざけから始まったこの記事が業界の方々の目に止まり、取材依頼などが一気に増加し認知度の拡大に大きく貢献したんだとか。

株式会社ブラケット光本勇介

いや本当に驚きましたよ。未だに段田商会の話はネタに上がりますし、LIGさんの方にもSTORES.jpの問い合わせがいっちゃったりしたみたいですね。

当時まだ退会すらできないような状態だったにも関わらず、とにかくリリースして世に出し、使ってもらい、「自分にもできた!」と驚いてもらおうと考えたんだとか。ここでもブレないですねぇ。さすがです。

仲間と一緒に理想(思いつきともいう)を実現するチームに取材陣は終始ソワソワ

ブラケットは緻密なマーケティングや社内プレゼンにより企画が承認される・・・という、いわゆる「普通の会社」としてのフローを採用せず
社員間でのブレストや雑談の中から産まれる思いつきを大事にしているそう。

仲間と一緒に考えたアイデアをとてつもないスピードで実現し、それをブレさせずに、楽しみながら成長を続けるチーム。そんな印象を受けました。

というかもうぶっちゃけ「ウチで一緒にやろうよ!」と誘ってくれないかソワソワしていました。心の中での光本コール、そして爛々と輝く俺の瞳を見れば、誘わずにはいられないだろ?と。

しかし無情にもインタビューは終了
…特に誘われませんでした。現実っていつも残酷です。

とはいえ、てっきり天才肌な人々による超絶開発体制が敷かれているもんだとばかり思い込んでいたので、なんだか元気になったような気がします。そうでも言わないと、涙が出ます。

今回案内してくれたキレイなお姉さんことフェイちゃんの居るオサレなオフィスで「夢を見ながら走り続ける事」の格好良さにちょっと共感してしまったら、
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「話を聞きに行く」ボタンで直接会いに行っちゃうのもいいかも知れません。
とにかく、中に入ってみないとわからない熱気とワクワク感に感動しますよ。

■株式会社ブラケットで現在求人中の職種について
現在ブラケットでは以下のお仕事を一緒に楽しめるメンバーを募集中です。「行ける!」と思ったら「話を聞いてみたい」ボタンのクリックをよろしくお願いします。

 

・WEBデザイナー(自社サービスおよび新規サービスのデザイン全般)
・WEBエンジニア(自社サービスおよび新規サービスの企画・開発・運用)
・WEBディレクター(自社サービスおよび新規サービスのマーケティング・運用全般)

株式会社ブラケットの会社概要

会社名 株式会社ブラケット( Bracket, Inc)
代表者 代表取締役兼CEO 光本 勇介
設立 2008年10月10日
所在地
150-0041
東京都渋谷区神南1-20-15-2F
TEL 03-6455-1371
事業内容 インターネットビジネスの企画・開発・運営、マーケティング
プロモーション、コンテンツの企画・制作

:Find Job !×LIG会社訪問部

撮影/執筆/編集:Find Job !×LIG会社訪問部

中村健太(Find Job !)、永井勇成(LIG)、柳さわすけ(LIG)を中心に結成された特設編集部。取材前に喫茶店で待ち合わせをすると実に4割の確率で定休日という微妙な運の悪さに定評がある。

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