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規定度(きていど、normality) は当量濃度(当量濃度、equivalent concentration)とも呼ばれ、溶液の濃度を表す単位で主に容量分析で用いられる。規定濃度と呼ばれることがあるが俗称である。
溶液 1dm3(=1リットル)中に溶質1グラム当量を含む場合の濃度を1規定(きてい、normal)と呼ぶ。あるいは、略号も用いて1Nと書き表すことも多い。俗にnormalをドイツ語読みしてノルマルと呼ぶ場合があるが正式ではない。また、生理学等で利用される電解質濃度(Eq/L)を規定度と誤用している場合もある。また、当量濃度であるから必ずしもモル濃度とは一致しない。蛇足であるが、規定度は当量計算する上での概念であるため、生化学、生理学実験においては当量概念を含むモル濃度に対して規定度と言いまわす事はできない。
規定度と体積から容易に当量が算出されるので、中和滴定の際などに良く用いる。
尚、計量法では規定度ではなく、モル濃度(mol/m3)を使用するように定義している。
実際の容量分析において規定度を利用する場合は、試薬調製時に重量から算出した規定度をそのまま利用するのではなく、利用直前に逆滴定等を複数回実施して真の規定度を決定してから利用する必要がある。試薬調製時に決定した規定度と利用直前の真の規定度差異(数値比)はファクターと呼ばれ、容量分析の当量計算に補正値として導入する。また市販の定量分析試薬には規定度と併せてファクターも示されているのが通常である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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