レス(しばしば res と綴られる)はパソコン通信時代から使われていた用語で、あるメッセージに対する返信あるいはフォローアップを意味するものとされる。和製英語で、英語圏では通用しない。
語源には諸説あるが、主なものは次のとおり。
電子メールやネットニュースで、あるメールや記事に返信する際に、多くの場合MUAやニュースリーダがSubject:欄に追加する「?について」という意味の英語の接頭辞 Re: からレスポンス(response)を連想し、それが縮まってレスになったとする説。(ただし Re は英語の法律用語および商業用語で「?に関して」という意味の 前置詞 re (ラテン語の res が変化したもの)が起源であり、決して response や reply の略ではない)
パソコン通信サービスNIFTY-Serveが「電子会議室」(現在でいう電子掲示板に相当)での特定の投稿への返信に RES というコマンドを用いたことから普及し、それが他のシステムやサービスでも一般にも使われるものと誤って理解して他のサービスでも広めたという説。
パソコン通信を経験したあとにインターネットのネットニュースを利用した人がよく使ったが、「(ネットニュースには)そのような言葉はない」「レスってなんですか?」と返答されることもあり、それでも頑なに「レス」という言葉を使い続ける相手を忌み嫌う人も今なお多い。なおこの議論の過程では、 ネットニュース及び日常会話の文脈で意図される「レス」という言葉について、さらにファミ「レス」(この場合はレストランの略)、プロ「レス」(この場合はレスリングの略)等、28通りの例があげられていた(fj.news.usageの記事「Re: meaning of "RES"」)。
現在ではインターネット掲示板などでもよく使われる言葉になっている。おおむね掲示板での使用例では、(メールなどではなく)その掲示板上での回答を意図される場合が多いが、人によって異なるものを想定している可能性は0ではない。