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コンサルタントの仕事研究

「経営不振から2年でV字回復!」などと企業を窮地から救ったヒーローとしてもてはやされることが多い「コンサルタント」。年収が高く華やかな業界に見えることもあれば肉体労働の過酷な職業と見られることもあり、その実態を知る人は少ないのではないでしょうか。

そこでここでは、コンサルタントの仕事内容だけでなくコンサルタントになるための方法や仕事のやりがい・身につくスキルを紹介していきます。コンサルタントに向いている人の特徴も紹介するので自分が当てはまっているかどうかチェックしてみてください。

コンサルタントとは?

コンサルタントとは、クライアントが抱える課題を解決していくことが仕事です。企業経営や売上向上についてアドバイスや指導を行うプロ・相談役のことです。その業種は多岐にわたり、経営コンサルタント・ITコンサルタント・建設コンサルタントなど各業界に特化したコンサルタント職が存在します。

またクライアントは、個人から民間企業や国有企業、外資企業までさまざまです。フリーランスとして活動する個人から依頼がくることもあれば、民間や国有の大手企業をコンサルすることもあります。

具体的な業務内容も決まった枠に問われません。まずクライアントの課題を解決するため丁寧なヒアリングを行います。その後、クライアントが気付けていない問題点を見つけだし解決策を提示します。プロモーション戦略やイベント企画・PR、人員配置や財務管理の仕方まで。クライアントの抱える課題を解決するためなら、ジャンル問わずさまざまな業務の相談に乗り支援するのです。そのためクリエイティブなスキルが必要とされる場面もあれば、セールス能力やプレゼン能力・マネジメント能力を求められることもあります。

コンサルタントになるには?

コンサルタントになるために、特定の学歴や資格は必要ありません。クライアントの課題を解決することができ依頼者がいるのなら、誰でもコンサルタントとして活躍することができます。コンサルタントになる代表的な方法は下記の2つです。

民間企業や国有企業に就職する

コンサルティング業務を専門に行っている民間企業や国有企業があります。また多くの企業が新たにコンサルティング業務をスタートしています。そこに就職することでコンサルタントへの第一歩を踏み出すことができるでしょう。就職する場合、基本的に四年制大学卒業以上の学歴が必要とされると言われています。またMBA取得者は採用時に優遇されるでしょう。

また中途採用でも、大手企業で企画・エンジニア業務を経験していたり、中央官僚などで企業戦略スキルを身に付けているなら、積極的に採用を考える企業も多くあるでしょう。その他IT系コンサルタントは、学歴や職歴よりも実務経験やスキルの高さを重視している会社が多いため実力や経験に自信があるなら、採用されやすいでしょう。

起業または個人で請負う

コンサルタント業務は個人でも請負うことができます。そのため起業しコンサルティング業務を請負うこともできますし、個人事業主としてコンサルティング業務を請負うことも可能です。クライアントが納得していればコンサルタント側の業務形態は問われないのです。

ただ個人で請負う場合、大手コンサルティング会社のようなプロジェクトチームを組めないため大規模な案件は受注しづらい可能性があります。個人や少人数で大規模な案件を請け負う場合は、他社とチームを組むことで人手不足をカバーすることができるでしょう。

コンサルタントにはどんなやりがいや身につくスキルがある?

コンサルタントのやりがい

まずはコンサルタントのやりがいを2つご紹介いたします。

20代でも能力や頑張り次第で収入がどんどん増える

コンサルタント業界は実力主義・能力主義が主流です。そのため20代でも結果や能力次第で収入をどんどん増やすことができるのです。外資系のコンサルタント会社で働く人なら20代で年収1000万円を超えることも珍しくありません。

なぜなら外資系は徹底した実力主義で年棒制を取り入れ会社に成長に繋げる企業が多いからです。「どのような案件を受注し、どのような成果を残すことができたか?」で報酬が決まっていくのです。残業時間の長さや勤続年数で月給が左右されることはないのです。

また国内の民間企業なら500万~1000万が平均年収と言われています。一般的なサラリーマンと比べ高給取りと言えるでしょう。外資系に比べ実力主義や能力主義で評価される度合いは減るものの、一部歩合制やインセンティブ制度を積極的に取り入れている企業も多くあります。

自分のアイデアや提案次第で企業が救われる

コンサルタントは会社が窮地に陥ったとき、経営が傾むきかけているときに呼ばれます。そのため自分のアイデアや助言が結果に繋がれば、企業を救った救世主となれるのです。良くも悪くもコンサルタントが発する言葉ひとつひとつに大きな影響力があり、大きな責任も伴っているのです。クライアントが大手企業であればあるほどその影響力や責任は重大です。

この影響力と責任がコンサルタント自身のやりがいに繋がるのです。結果を出せば多くの人を笑顔にすることができるのですから。コンサルタントによっては、クライアントと一緒に経営難を戦っていく同志のような存在として位置づけられている人もいます。「窮地に立たされている人達を救う」これほど分かりやすくやりがいのある職業も多くありません。

コンサルタントとして身につくスキル

次にコンサルタントとして身につくスキルをご紹介いたします。

セルフマネジメント(問題解決能力)が身につく

コンサルタントは指示を待つ側でなく助言や指示を出す側です。そのため指示待ちをしている人間では結果を出せません。自ら問題点を見つけ解決してく。それがコンサルタントの仕事です。このPDCAサイクルを積極的にまわせるセルフマネジメント能力は多くの会社で高く評価されるでしょう。

どのような人がコンサルタントに向いているの?

ここからはどのような人がコンサルタントに向いているのか3つの特徴を紹介していきます。

俯瞰的かつ論理的に考えることが得意な人

コンサルタントはクライアントがこれまで気づけなかった問題点を見つけ出し、解決策を提示することが仕事です。そのため俯瞰的に大きな視野でビジネス全体を見る必要があるのです。経営不振に陥っているクライアントは偏った視点になりがちです。たとえば新規事業の売上低下が経営不振の原因だったとしても、それは短期的なものかもしれません。長い目で見れば他の事業に経営不振の原因が隠されているかもしれません。

また「モチベーションの問題」や「努力が足りない」などの感情論は誰も求めていません。「〇〇だから売上が低迷している。△△するべきだ」このような誰もが納得できる論理的な助言を求めているのです。したがって、第三者であるコンサルタントは俯瞰的かつ論理的に考えることが得意な人はコンサルタントに向いているといえるでしょう。

即決即断でき行動力のある人

コンサルタントは、1日でも早い売上向上や経営難からの回復が求められます。そのため迅速な行動力・即決即断できる判断力が必須となってきます。のんびり仕事をしていては、クライアントの会社が倒産などの取り返しのつかない状態になりかねません。

即断即決などはじめのうちは、難しく感じることもあるでしょう。でも実務経験を積むうちに、判断能力は上がっていきます。ただ行動力だけは、本人次第です。したがって、即決即断や行動力に自信がある人はコンサルタントに向いているといえるでしょう。

マネジメントに長けている人

あくまでもコンサルタントの仕事は、助言や指導がメインです。経営不振から脱出するための実働は、クライアントの仕事です。そのためクライアントをやる気にさせ行動させる必要があるのです。経営不振の会社のほとんどは、効率の悪いルーティンワークや日々の雑務に追われています。それにプラスして売上向上のための新しい施策を行っていくのです。

時には「今日は忙しいから…」と後回しにされることもありますが、これではコンサルタントとして結果を出すことはできません。ときには心を鬼して厳しく指摘しながら、クライアントのモチベーションを保つ必要があるのです。依頼が殺到するコンサルタントのほとんどは、マネジメント能力に長けているのです。したがって、マネジメント能力に長けている人はコンサルタントに向いているといえるでしょう。

まとめ

コンサルタントの仕事は、やる気と能力・頑張り次第でどんどん年収を上げることができます。そのため「実力主義や能力主義で認められるような高収入の仕事に就き、若いうちから稼ぎたい!」という人におすすめです。収入面だけでなくコンサルタント業務は、多くの人を笑顔にできる職業です。

経営不振で窮地に立たされている社長や社員・これから業績を伸ばしたいと頑張っている若手の経営者・ずっと夢だった自分の店を持ちもっと新規顧客を呼び込みたい美容室の店長など。コンサルタントのアイデアと提案次第で、さまざまな企業や経営者、そこで働く社員を救うことができるため、仕事をしながら大きなやりがいを感じることができるでしょう。