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ゲームクリエイターの仕事研究

ゲーム好きな人にとって、「自分もゲームを作る側になりたい」という願望を一度は持った経験があるのではないでしょうか。ゲームクリエイターとはどういう仕事をするのか、どんな役割があるのか、実際になるためにはどうしたらいいのか、この記事ではこうした疑問にお答えします。

ゲームクリエイターの仕事内容はどういうもの?

1つのゲーム制作は大人数のプロジェクト

ゲームを作る人は、総称して「ゲームクリエイター」と呼ばれています。しかし、ゲームクリエイターにはさまざまな役割があります。誰か1人が作るには限界があり、実際には多くの人たちが関わりを持ち、それぞれの役割を果たすことで、ゲームを完成させているのです。

1つのゲームを作ることは、大人数でのプロジェクトと捉えることができます。単純なゲームなどは、ちょっとした技術があれば完成させることができ、少人数で作っていると思われがちです。しかし、世に出ているゲームはすべて、かなりの人数が関わりを持って完成させているのです。多くの人たちの協力があって初めて、ゲームというものが世に出ていると考えるべきでしょう。

役割によってそれぞれ異なる

実際にはゲームを作るためにどんな役割があるのでしょうか。大きく分けて以下のようになります。

1.企画

まず、どういったゲームにするか決めることに携わるゲームクリエイターです。パズルゲームなのかRPGなのか、どのような種類のゲームにするのかを決めます。

2.制作

企画をゲームにしていくのが制作チームに携わるゲームクリエイターです。企画に基づいてプロットや方向性、収益モデルを考えます。

その他、実際にプログラミングをしてゲームを動かせるようにする、ゲームのデザインなどを決める、バグがないかテストプレイするなど、その役割も多岐に亘ります。このようにさまざまな役割を持ったゲームクリエイターが多数関わり、1つのゲームを制作していくのです。

ゲームクリエイターには種類がある?

ゲームクリエイターは、さまざまな役割がありますが、詳しくみていきましょう。

企画段階と開発段階

ゲームクリエイターの種類を紹介する前に、ゲーム制作の過程により2段階に分けられ、それぞれにおいてゲームクリエイターが必要になります。具体的にみていきましょう。

企画に携わるゲームクリエイター

企画に携わるゲームクリエイターには、プロデューサー、ディレクター、プランナーなどの種類があります。

プロデューサー

プロデューサーは、ゲーム制作に関わる指揮や総まとめ的な役割をします。ゲーム制作全体の工程管理から、実際にどのくらいの費用で完成までたどり着く目算なのかを示す予算設定をします。また、ゲームが完成し、世に送り出すリリースまでの納期計画、人員配置なども行います。

ディレクター

ディレクターは、各工程に関わる総まとめ的な役割をします。いわゆる現場監督とも言えるでしょう。ゲームを制作するスタッフにアドバイスや指示をします。

プランナー

プランナーは、ゲームの企画などをする役割です。顧客のニーズを読み、ルールや設定などを決めていきます。もともとのパズルやシミュレーションなどのジャンル決めや対象ユーザーの設定などもします。

開発に携わるゲームクリエイター

開発に携わるゲームクリエイターには、シナリオライター、グラフィックデザイナー、サウンドクリエイター、プログラマーなどの種類があります。

シナリオライター

シナリオライターは、ゲームのストーリーや実際のシナリオを作る役割をします。登場人物のセリフなども細かく作っていきます。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、ゲームのインターフェースやキャラクター、背景などを描く役割をします。イラストには、2D(イラスト)と3D(CG)の大きく2つに分かれます。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイターは、ゲームで流れる音楽や効果音を作る役割をします。ストーリーに合わせたり、そのゲームに合った効果的な音楽を作ります。

プログラマー

プログラマーは、実際にゲームの中に、グラフィックやキャラクターを動かしたり、ゲームが進めるようにプログラミングをする役割をします。

役割を兼ねたり、企画開発段階それぞれ関わる場合も

ゲーム制作の過程では、実際に開発段階になって、思わぬバグなど企画段階で想定しなかった事態も起こり得ます。そうしたときには、企画スタッフが開発スタッフなどの意見を取り入れて、方針を変更したりすることになります。生じた事態に応じて、プランナーがデザイナーやエンジニアの意見も取り入れて方針を決定します。

そのため、企画に携わるゲームクリエイターも、企画すれば終了ということではなく完成まで携わることになります。反対に、企画段階で、開発に携わるゲームクリエイターの意見を取り入れることもあります。

ゲームクリエイターに仕事のやりがいはあるの?

ゲームクリエイターに仕事のやりがいを感じることはできるのでしょうか。

ゲームクリエイターは繁忙期があるところが多い

ゲームクリエイターは、実際にゲーム制作が決定すると、販売などリリースまでの制作期間が決まります。そのため、個々の役割についても、それぞれ納期が発生します。予定通りに進んだとしても、制作期間は仕事においての繁忙期に当たりますので、かなり忙しくなります。

しかし、繁忙期以外の場合は、納期などが比較的緩やかに設定されることが多いのが、ゲームクリエイターの特色でもあります。定時に退社できたり、長期休暇を取得してバカンスを楽しむことも可能なところも多くあります。

オンとオフのバランスが取れ公私ともに充実させたい方にとっては、やりがいに繋がるのではないでしょうか。

完成後の感動

ゲームクリエイターにとって最大のやりがいは、完成したゲームが世に出ることの感動でしょう。宣伝でCMが流れる、街頭に大きなポスターが貼られる、実際に店頭に並ぶ、スマホのストアに並ぶなどで、自分が制作したゲームが日の目を見たことを実感できます。

また、スマホゲームや携帯ゲームの場合は、電車など公共の場で、実際にプレイしている人を偶然発見することもあるでしょう。多くのユーザーがSNSで発信したり、問い合わせなどの意見が会社へ送られてきたり、さまざまな反応を感じることもできます。こうしたレスポンスを感じることも、ゲームクリエイターとしてのやりがいのひとつではないでしょうか。

ゲームクリエイターを目指すには必要な資格はある?

ゲームクリエイターを目指したい!という場合、必要な資格などはあるのでしょうか。

資格は不要ただし専門的なスキルは必要

ゲームクリエイターになるにあたり、この資格が絶対に必要、というものはありません。ただし、一定の専門的なスキルがあることで、可能性はより高まります。専門的なスキルを持つことで、ゲーム制作会社の求人に応募して採用される確率が高くなるからです。

もっとも、ゲーム会社によっては、未経験枠で採用をしているところもあります。自分にとって強みがよく分からないという場合は、こうした未経験枠を利用してゲームクリエイターになるものひとつの方法でしょう。

専門的なスキルとは?

ゲームクリエイターに必要な専門的なスキルとはどのようなものがあるのでしょうか。ご紹介したとおり、さまざまな役割があるため一概には言えませんが、例えば、デザイナーであればAdobe Illustratorを使いこなせること、実際にゲームを動かすプログラマーは、C言語やC++の知識があることなどです。

WEBのデザインスキル、プログラミングスキル、サウンドクリエイトスキルなどです。これらのスキルを独学で習得する人もいますが、専門的に学べる専門学校に通う人もいます。

まとめ

ゲームクリエイターは、さまざまな役割があり、求められているスキルもさまざまです。

自分がどんな風にゲーム制作に関わりたいか、どんな役割ができそうか、適性を検討するのもいいでしょうし、あえて情熱で未経験枠で応募するのもいいでしょう。ゲームクリエイターに少しでも興味をお持ちの場合は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。