アーティストやサービスを支える熱狂的なファン集団へ価値提供を挑み続ける企業。 その未来がおもしろそう。

株式会社アクセルエンターメディア
エンタテインメント事業部/企画運営チーム マネージャー 川崎達哉さん & 管理部 磯崎怜さん

今回訪問させていただいたのは、アクセルエンターメディアさん。

恵比寿駅からすぐの場所にあるオフィスは、すごく心地良さそう。

さて、アクセルエンターメディアさんは、2009年の設立以来「ファンクラブ」に関するビジネスで成長を続けてきた企業です。実績を拝見すると、たくさんの有名人気アーティストがずらり。

実際の制作実績をぜひご覧あれ! https://www.axelentermedia.co.jp/works/

しかしみなさん、こう聞いて「ファンクラブサイトの受託制作会社かな」と誤解するなかれ。 同社が手がけるのは、アーティスト所属事務所や芸能事務所、レコード会社との「共同ビジネス」なのです。共同ビジネスだからこそ、自社サービスのごとく緻密なマーケティングを実施していて、アーティストごとに全く異なるファン層の属性やニーズを追求、データ集積や研究を行っています。

ファンクラブはクローズドな場所ゆえ、会員になったことがない人には想像するのは難しいかもしれませんが、実に多彩かつユニークなコンテンツが満載。TV番組の制作クルーによるオリジナル番組まで作っちゃうらしい。「そこまでやるんか!」と驚いた取材者。

でも、もっとおもしろかったことがあります。

それは、同社がこのビジネスで磨き上げて手に入れた「ノウハウ」というモノの「発展性と将来性」。エンタメ業界を飛び出して、あらゆる業界、ビジネスシーンで価値を発揮しそうな未来にワクワクしたんです。

それを教えてくださったのは、このお二人。

エンタテインメント事業部/企画運営チームのマネージャーを務める川崎達哉さん(写真右)そして、管理部で人事を務める磯崎怜さんです!

「ファンクラブ」のまたの名は「アーリーアダプター集団」

ー磯崎

ファンクラブというのは「熱量の高い会員組織」。つまり「アーリーアダプター集団組織」とも言い換えることができます。

そんな風に考えたことがなかったので、なるほどそうか、そうだよなと納得&びっくり。「ファンのみなさんはコンテンツへの反応の速さが著しく、ハッキリしている。そこがおもしろい!」と川崎さん。

ー川崎

アーティストファンの皆さんは、「求めているもの・期待していること」が明確です。スゴいですよ、数値を見れば、成功か失敗か、ハッキリと浮き彫りになります。

「つまり、我々が絶対いける!と思ってリリースしたコンテンツでも、あれ全然誰も見てくれていない・・・って落胆することもあるわけです」と、おふたり。

ー川崎

アーリーアダプターだらけの会員組織に対するコンテンツの企画開発。反応がおもしろいくらい明確ですから、企画力や開発力、デザイン力、全てにおいて研ぎ澄まされていきます。

なるほど、確かにそうですね。お聞きしていると、他の業界・コミュニティにも、御社のノウハウが活かせそうな感じがしますが、どうでしょう?

そんな業界からもオファーが?エンタメ業界に留まらない可能性

ー川崎

ええ。たとえば、不動産業界。600〜700世帯以上の大規模マンションを各地に展開している不動産デベロッパー。「アーティスト情報」ではなく「マンション」という共通項で考えれば、居住者向けサイトを我々のノウハウで展開することができます。

「水道管が破裂したー!なんて非常事態が起これば、住民に即座に緊急メールが届き、その後の修理進捗もそこで報告できますよね」と川崎さん。

おもしろい!なるほどが止まりません。そういう切り口もあるのか。

ー磯崎

実際、そうしたオファーをいただくことが今非常に増えています。業界問わず、「ファン形成」や「会員コミュニティづくり」、ひいてはブランディングにつなげるための手法を模索されている企業は非常に多いですからね。

そしてお聞きしていくと、アクセルエンターメディア社がファンクラブサイトの運営で培ったノウハウは、想像以上に幅広く多岐にわたるものでした。

「Webマーケティング、Webサイトやコンテンツの設計・開発・デザイン力、およびサイト運営技術」といったWebソリューションは想像いただきやすいと思いますが、それだけではありません。

ー磯崎

まず、我々は「一貫した物流ソリューション」も持っています。ファンクラブ会員証や会員特典のプレゼント等を送付することも多いですし、ECサイトも運営していますから。

ー川崎

また「リアルイベント運営ノウハウ」や「カスタマーサポートノウハウ」も我々が培ってきた財産ですね。

マーケティング・Web開発・ECそして物流・カスタマーサポート、リアルイベント運営まで見据えた上で、サービス設計していく技術を持っていらっしゃるというわけです。

ー磯崎

「ファン」を「同じ情報を求める特定のコミュニティ」と考えれば、他にもあらゆる新サービス・新事業の可能性があるんですよ。

VRにSNS、オリジナルゲーム、ラジオ番組…多様なコンテンツ開発力

もちろん、「コンテンツの企画力」「開発技術力」には特に自信あり、と川崎さん。

ー川崎

動画コンテンツひとつをとっても、参加型か、あるいは一方的な配信が良いのか・・・アーティストやそのファン層の特性に合わせて、アプローチ方法を考えます。おもしろいですし、あと、技術的にチャレンジし甲斐もありますね。

例えば、VR技術を駆使して、自宅にいながら音楽のライブ鑑賞ができるコンテンツや「アーティストとの疑似恋愛」を体験できるゲームをパートナー企業と共同開発するなど。

ファンクラブってそんなに進化しているのか。

また最近、アクセルエンターメディア社のエンジニア・UIデザイナーたちが武者震いして開発に挑みファンの皆さんにとても喜ばれたのが、とあるインタラクティブコンテンツ。

ー川崎

いわば「ファンとアーティスト限定のインスタ」というとわかりやすいでしょうか。いちファンクラブ内で、皆が画像投稿したり、いいね!したりできる場所を開設しました。

ライブグッズの画像やライブTシャツのリメイク画像などなど、ファン同士ですごく盛り上がっているそう。またその中で画像コンテストを開催するなど、ファンの皆さんを刺激する企画も続々とリリースされているそうです。楽しそう!

ー磯崎

アーティストサイドからの投稿が「埋もれて」しまわないようなインターフェースなど、UI設計もやはり独特の難しさがありますが、クリエイターたちはそれを楽しんでいますよ。

また、最近は「ラジオ」オンデマンド配信サービスにも注力。映像のサプスクリプションサービスは世の中にたっぷりとありますが、「音声だけ」で楽しめるコンテンツは、なかなか好評なのだとか。

ー川崎

アーティストも、リラックスした状態でトークできますし、普段は表に出ない関係者さんたちとの裏話など、ラジオならではの情報発信ができる。

「こうして考え抜いたコンテンツがファンの方に喜ばれたり、すごく良い反応をしてもらえたりすることがクリエイターたちにとって最大のやりがいになっています。」と磯崎さん。

「エンジニアがライブ会場で大活躍」ってどういうこと?

ー磯崎

「ファンクラブサイトの受託開発」と思って面接に来る方、やっぱりたくさんいらっしゃいます。でも詳しく話をしていくと、そこまで出来るんですね!と顔つきが変わっていくんです。

「企画はすべてレーベルや事務所が手がけていて、それをただ、作るだけ」そう思っている人は確かに多そうです。

ー川崎

必要があればエンジニアが直接ライブ会場に行くこともありますからね、ウチの場合。もちろん開発業務に集中したい、という時に無理して行かせることはありませんが。

ファンクラブ会員に向けた会場内でのイベントで、エンジニアさんが自ら「くじ引き担当」をしたこともあるらしい(笑)。それ、楽しんでいましたか?

ー川崎

ええ、興奮していましたよ。「会員さんの様子を観察したら、UI改善点が分かった」って張り切って帰って行きました。

その他、「会場でファンクラブ会員さんだけが楽しめるARコンテンツを作りたい」などなど、現場に足を運んでみたからこそ生まれるアイデアもあるとか。

ー磯崎

そういう循環が、クリエイターのモチベーションUPにつながっているんだと思います。やっぱり現場でファンの方が自分が作ったコンテンツを笑顔で楽しんでくれているのを見られるのって、嬉しいですからね。

業務姿勢は「せっせと休もう!」「とっとと帰ろう!」

それにしても、これからが楽しみですね。ファンクラブ運営で培ったノウハウや技術、知見を、これからどんなサービスへと活かすことが出来るか。無限の可能性が満ちているような気がします。

ー川崎

ええ、みんなその発展性にワクワクしています。それが楽しみだからなのか何なのか、やけにウチは離職率が低いというか(笑)。

なぜか(笑)。いや、人事担当の方やマネージャーの方とこんな風に気さくに話せるんですもん。その雰囲気が良いのでは?

ー川崎

それはありますね。役員含めなんでも言いやすい雰囲気ですね、確かに。あと恐らく「ここにいる磯崎が労働環境に関してうるさい」というのもあるかもしれません(笑)。

うるさいとは?

ー磯崎

うるさく「ちゃんと休みましょう!残業多くなりそうだから業務調整考えてください!」と言うんです。例えば、さっきお伝えしたように休日にライブ会場に行くことがあれば、必ず代わりに休みを取ってもらいます。振休代休取得率は100%です。
みんな正直うるさいなぁと心の中では思っているはず(笑)。でも人事がそういうことを言っていかないと、どんどん就業環境は悪化してしまうと思っているので。もちろん、踏ん張らないといけないときも当然ありますが、業界からすると残業も少ないですし、ノー残業デーもあります。あと、大型連休も取りやすい。もちろん有給消化も大歓迎。

その他、有給休暇とは別に「アニバーサリー休暇」と言うのもあるそうです。ちなみにアニバーサリーの内容は自由らしい(笑)。

ー川崎

結構、みんな遠慮なく休んでいます。業務に支障が出ないよう、周囲もサポートしますし。お互いが休暇を取りやすいように、常日頃から助け合いをしているんです。

なるほど、持ちつ持たれつ、ですね。確かにそういう風土は嬉しいかも。定着率が高い理由はそれかもしれませんね。

ー川崎

いや、仕事内容も、社員満足度につながっていますから!!(笑)

あはは、と笑いながら、取材は終了。いやはや、実に楽しい時間でした。オフィシャルHPを読んだりしているだけではわからないことがたくさんありますね。

今日はお忙しい中、どうもありがとうございました!

会社名 株式会社アクセルエンターメディア
AXELENTERMEDIA,INC.
代表者 田島 満
設立 2009年11月18日
所在地
150-0043
東京都渋谷区恵比寿1-18-18 東急不動産恵比寿ビル7F
事業内容 携帯/スマートフォン向けアーティストファンクラブの運営
PC向けアーティストファンクラブの運営
通販、ライブイベントなど上記に付随した業務
ブランド/コーポレートサイトの運営
iPhone/android向けアプリケーション開発
iDCソリューションの提供
サイトURL https://www.axelentermedia.co.jp/