“神エンジニア不在“。健全な野心を持ったエンジニアが集結。 「コインチェックが、ビットコインの新しい経済圏を作る」

コインチェック株式会社
代表取締役社長 和田晃一良さん

今回訪問させていただいたのは……
日本最大級のビットコイン(Bitcoin)取引所「Coincheck(コインチェック)」を運営する株式会社コインチェックさん!

オフィス移転されたばかりで、ピッカピカのオフィスです。

この「Coincheck」、なんと2017年7月の国内月間取引高(日本円換算)はビットコインだけで約2327億円だったそう。
日本全体の月間取引高が4673億円だったそうですから、ほぼ半分。かなりのシェアです。

「たった3分で口座が開設」「取引手数料は完全無料」というお手軽さ、そして、わかりやすく直感的に相場やチャートが確認できるUI・UX、それが「Coincheck」がユーザーを増やしている理由のひとつです。

ちなみにコインチェック社は「Coincheck payment」という決済サービスも運用していて、当サービスの導入店舗などではビットコインを使った決済も可能です。
「仮想」通貨で「リアル」なお買い物ができる世の中になったんですね。

さて、そんな新しい世の中を着々と作り出しているコインチェック社。8月に飛び込んできたこんなニュースで同社名をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

「コインチェック社、Fintechスタートアップへの投資を開始!」
「ビットコイン取引所が、投資育成プログラム開始!」

その名も「Coincheck investment program」。
ブロックチェーンや仮想通貨、Fintech事業に挑む法人や個人を支援するプログラム、とのこと。
改めてそのあたりの話を聞いてみたく、CEO兼CTO、和田晃一良さんにお話をお伺いしてまいりました。

つくりたいのは「ビットコインの経済圏」

「Coincheck investment program」がネットニュースで話題になっていましたね。「我こそは」と名乗りを上げる方、増えているんじゃないですか?

和田

ええ、ファンドを希望し会いに来てくださる方、沢山いらっしゃいます。今のところはまだ、彼らの起業意志、いわば「芽」のようなものを花咲かせるためのアドバイスをしたり方向性を示したりしている段階ですが、この業界を盛り上げてくれそうな若手起業家グループが、確実に育っていっている感じがします。

何故、この投資プロジェクトをスタートさせたのでしょうか?

和田

私たちは「ビットコインの経済圏」を作っていきたいと考えています。私たちは取引所を運営していますが、決済サービスに力を入れるなど、ビットコインの流通を促す仕組みづくりにも励んでいますね。

そう、冒頭でも少し申し上げたように、ビットコインの決済サービス「Coincheck payment」も運営しているんですよね、コインチェックさん。
ちなみに我々ミクシィグループのフンザが運営する「チケットキャンプ」にも導入されています。日本のチケット業界では、ビットコイン決済対応は初。

和田

また2017年7月には「Airレジ」と連携し、26万店舗以上でコインチェックが使えるようになりました。

さらに驚いたのはクレジットカード。引き落としといえば普通の銀行口座ですが、ビットコイン口座からの引き落としを選択できるよう、クレジットカード各社との提携を進めているとのこと。

知らなかった……仮想通貨という名前ながら、かなりリアルな日常に入り込んで来ているんですね。
でもまだまだ序の口、使える場所を増やしさらなる流通を促していくつもり、と和田さん。

和田

そのためには、我々だけでは手が足りません。多くの事業者の参入が不可欠。新事業者を増やし、業界全体を盛り上げていくためにこの投資プロジェクトをスタートさせました。

なるほど、そういう理由だったんですね。
和田さん曰く「既存の金融機関がやっていることは、基本的には仮想通貨でもリプレイスできるはず」とのこと。

和田

取引所を運営している私たちコインチェックを「東証」と置き換えれば、銀行や証券会社、保険会社なんかがあって当然ですよね。これから続々とそうした事業会社が出来ていくでしょう。世界的に、そういった流れになっていくと思います。

日本も遅れをとらないよう、攻めていかないとなりません、と和田さん。

なるほど……いったいどんな世界になるんだろう。
今はまだ想像が難しくとも、例えば、交通系電子マネーがあっという間に広まり、コンビニやカフェ、タクシーやレストランなどでも利用できるようになった現象を振り返ってみれば、十分に考えられるようにも思えます。

取引所ユーザーの、意外な内訳

ただ、ド素人の取材者からすると、仮想通貨ってなんかハードルが高いんですよね。お恥ずかしながら、取引きしたことはもちろん、使ったこともないんです……

和田

わかります、私もサービスをスタートするまで「仮想通貨って投資のプロがやるものかな」と思っていましたから。実際に、多くの経験豊富なトレーダーの方々がうちの取引所を利用してくださっていますしね。でも一方で、実は取引所ユーザーの半分くらいは、いわば「普通の人」なんですよ。

え、そうなんですか?「普通の人」って言いますと?

和田

「コインチェックで口座を開くまで、投資というものをした経験がない人」ってことです。株もFXも何もやったことがない、そういう人が、コインチェックユーザーの半分くらいを占めているんですよ!これは正直、僕らも驚いた事実です。

え!確かにそれは驚きの事実!意外!!!

和田

例えば、普通の主婦の方なんかも多いです。ローンチした最初はやはりトレンドに敏感な20代男性の方が多かったんですが、最近では40代、50代の方々も非常に増えていて、日本全国・世代問わず本当に様々な方が利用してくださっています。

へえ!でもまあ確かに、よくよく考えてみると、その他の投資手法に比べるとお手軽なのかも。コインチェックで口座を開設して、お小遣い程度のお金を入れてみるだけで、スタート地点に立てる。
「ちょっと1万円だけビットコイン買ってみて、様子みようかしら」という人も多いのかもしれませんね。

和田

そう、それでその1万円が、1万3000円になったら嬉しいじゃないですか。3000円分でお買い物しようかな、と思う方もいるでしょうし、3000円になった背景を調べて金融・経済の面白さにハマる方もいるでしょう。ウチの社員でも、入社してから面白さに気づいたメンバー、多いですよ。

「体験してみてはじめて面白さに気づいた!」
「金融や経済などのカラクリが理解できるようになった!」

そういう声がたくさん届くようです。私も…やってみようかしら……!

こちらの書籍はコインチェック社取締役の大塚さんが執筆されたもの。
この書籍、いまかなり売れているそうです。Amazonでチェックしたところ、レビュー内容もなかなかいいようです!

仮想通貨、そしてビットコインに対して興味を持つ方、「なんだかよくわからないけど、仕組みについて理解したい」と関心を寄せている方が、それだけ多いということですね。

健全な野心を持ったエンジニアが神エンジニアを目指せる業界

ちなみに…
「なんだかよくわからないけど、面白そうだからコインチェックに入社したい」っていうのは、アリですか?
特にエンジニアさんだと「ブロックチェーンやら…技術的難易度が高そう」と思ってしまうんじゃないかな、と。

和田

全然アリですね。むしろ「まだよくわからなけど、新しい分野だから先駆者不在!俺が神エンジニアになれる可能性アリ!」と意気込んで来てくれるアツいエンジニアが多いです(笑)。

なるほど確かに!そういう見方もあるのか。

和田

ブロックチェーンやビットコインの専門知識を一定レベル以上持つエンジニアは、まだ国内に100人もいないんじゃないでしょうか。ここ1年半くらいで盛り上がってきた分野ですからね。当社としても、その100人を採用したい、とは思っていません。一定以上の開発力を持っていて、”これから伸びるこの分野で先駆者になりたい”という意欲があればいいんです。

なるほどたしかに、すでに「スーパーエンジニア」みたいな人がいて業界構造ができているところで頑張り続けていても、「これ以上は上に行けないな」と思うのかもしれません。

仮想通貨という新しい業界ならば、「自分次第で、業界のリーダー的エンジニアになれるチャンスが十分にある」わけで、武者震いできるし、夢がある。

和田

そうなんです、だから若いエンジニアがすごく多いですよ。皆「俺たちでこの業界盛り上げて行こうぜ」という感じで、技術や知識を習得しながら頑張ってくれています。

コインチェックにディレクターがいない理由

そういう意欲に満ち満ちたエンジニアが多いこともあり、「サービスをどう成長させていくか」「どうしたらコインチェックが広まるか」などの意見やアイデアが、エンジニアから続々と出てくるんだそうです。

和田

だから、ウチにはまだ「ディレクター」という役割の人間がいません。ディレクターがいなくても、エンジニアとデザイナーでどんどん機能追加や改善を進めてくれるので。

今後、組織が拡大すればディレクターという役割を設ける可能性はあるでしょうが、エンジニア主導でサービスを作っていく風土は、今後もずっと変わらないでしょう、と和田さん。

和田

私自身もエンジニアなので、それも影響しているかもしれないですね。エンジニアとはやっぱり話が合うし、皆、気軽に話しかけてくれますし。雰囲気としては……金融っぽいおカタい空気は全然なくて、むしろWebサービス会社の雰囲気と似ているんじゃないかな、と思います。

そもそもコインチェック社のルーツを辿ると、金融とは全然関係ないんですよね。

創業は2012年。当時は「レジュプレス」という社名で産声をあげました。
履歴書関連サービスや、のちにあの「ビリギャル」を生んだストーリープラットフォーム「STORYS.JP」など(2017年8月に1010株式会社へ事業譲渡)、様々なWebサービスを生み出していた会社、それが同社のルーツなんです。

和田

現在は仮想通貨サービスにしっかり腰を据えて事業展開していますが、あの当時から続く「新しいことにどんどん挑戦していこう」という風土は残っています。いや、むしろ「仮想通貨」という面白いテーマに絞り込んだことで、皆の好奇心はさらに高まりました。みんな本当に新しいこと、大好きですよ。

皆さんとにかく「テクノロジー」関連の話題が大好物だそうで、最新ゲーム機の話題やら、海外のアツいWebサービスについてやら、VR、AI、最新ガジェットについてやら…… あれやこれやと盛り上がっている毎日だそうです。

オフィスも制度も事業も、エンジニアファースト

和田

常にテクノロジードリブンな会社でありたい、と思っています。だから当然、エンジニアファースト。ブロックチェーン技術は大きな革命を起こし得る「発明」です。これをどれだけ技術者主導で応用し、新しい時代を作っていけるかが、コインチェック社としての使命だと思っています。

そうニコニコ話してくださる経営者であり、エンジニアの和田さん。和田さんの存在って、若手エンジニアたちにとって大きいものなのでしょうね。

なんといっても和田さんは、小学生の頃からプログラミングに親しみ、大学時代ではクックパッド主催のハッカソンで優勝した、いわば凄腕エンジニア。

前述した「STORYS.JP」も取引所「Coincheck」も、和田さんが開発・立ち上げを全部手がけ、2016年には雑誌WIRED主催「Wired Audi Innovation Award」にて、日本を代表するイノベーター50人として選出された……という、つまりスゴい人なわけです。

こちらがその時のトロフィー。

和田

私のTwitterをフォローしてくれている方から「入社したい!」「一緒に働きたい!」とメッセージをいただくことも度々あります。とても嬉しいですね。エンジニアにとって働きやすい風土づくりや制度づくりにも力を入れていますから、どんどん遠慮せずに声をかけていただきたいな、と思っています。

新オフィスも、エンジニアさんたちに好評のようです。

黙々と集中できそうなこうしたスペースがあったり。

立ちミーティングなんかができるスペースも。

イベントや勉強会を開くのに便利そうなスペースです。

執務スペースだけでなく、あちこちにこうした広々スペースがあり、とても快適そうなオフィスでした。

このほか、VRやDJブース(社員さんが持ち込んだらしい)もあるそう。フリーダム!そしてクリエイティブ!

取材前は「Techといっても金融系だし、すこしカタい感じかな…」とも思っていましたが、全く違いました。
Web大好き、インターネット大好き!俺たちで新時代を作るぞ!というエネルギッシュな若者たちが集う、パワフルで自由な雰囲気に満ち満ちた会社ですね。

和田

そうですね、確かに「金融系というより、すごくWebな会社ですね」みたいな感想を言われること、多いかもしれません(笑)。

そんな風に笑う和田さん、業界で一目置かれる存在だというのに、常に気さくで物腰柔らかな方でした。
また撮影中も、社員のみなさんと楽しそうに話していて、和田さんがいかに慕われ、頼られているか、また社内での距離が近いかがわかりました。

うーん、楽しそう!
Tech系メディアでは毎日のように、「ブロックチェーン」「仮想通貨」「ビットコイン」などの文字が踊っています。
次にコインチェックさんがデッカいニュースをブチ上げる日も近そうな予感がします。

今日は、どうもありがとうございました!

コインチェック株式会社で現在求人中の職種について
コインチェック株式会社では以下の職種を募集中

・カスタマーサポート:アルバイト

・カスタマーサポート:正社員(中途)

・『Coincheck』のWebエンジニア:正社員(中途)

・バックオペレーションスタッフ:正社員(中途)

・法人営業:正社員(中途)

・『Coincheck』のWebデザイナー:正社員(中途)

・Androidエンジニア:正社員(中途)

・『Coincheck』のiOSエンジニア:正社員(中途)

・Webマーケター:正社員(中途)
 

詳細はこちら

会社名 コインチェック株式会社(英語表記:Coincheck,inc.)
代表者 和田 晃一良(代表取締役)
設立 2012年8月28日
所在地 本社
150-0002
東京都渋谷区渋谷3-28-13 渋谷新南口ビル3F
事業内容 日本で一番簡単にビットコインが買える取引所「Coincheck」の開発・運営
10分であなたのお店にビットコイン決済を導入「Coincheck payment」の開発・運営
運営サービス Coincheck
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