ソーシャルが教育を変える!ドリコム新事業への挑戦と「辞めない会社」の作り方

石井 学(いしい まなぶ)
創業以来いくつもの事業転換を行ってきたドリコムの次の一手。ソーシャルラーニング事業の事業部長である石井さんが「なぜ教育なのか?」について色々語ってくれました!

■ドリコムのソーシャルラーニングへの挑戦
リリースからわずか6ヶ月で65万DLを達成し、レビュー総数は3万件以上。

にも関わらず★評価平均が4.5というトンでもない教育アプリ「えいぽんたん!」をはじめ、最近ドリコムが力を入れている新規事業。


なぜ今、ソーシャルゲームメーカーとして一定の評価を手にしたドリコムが「教育」に手を出したのか。そしてその企画はどこから?どうやって?色々知りたがりな取材陣がズケズケ聞いてきました。

■記事ハイライト
・部署も職域も関係なし!社内企画コンテスト「Qキャンプ」から生まれる新事業
・あえて「固めないコンセプト」が実現したスピーディな挑戦と成功
・ただの新規事業展開に留まらない「新しい価値観」の創造に携わる楽しさ
・◯◯系社員集合!隔週開催ドリトーーク!
・離職率は脅威の4.4%!挑戦し続けられる「仲間」を探す採用方針

インタビュアー紹介:ゆうせい

株式会社LIGでメディア運用とライティングを担当。濃い目の顔と大きめのリアクションが持ち味。テンパると日本語が通じにくくなる事が最近の悩み。


今回の取材先であるドリコムがあるのは結婚式場としても有名な目黒雅叙園の横(ていうかつながってる)豪華なビル、アルコタワーの17階。

バブル期のドラマで見たような迫力とセレブ感に押しつぶされそうですが、気にせず突入です!

割とシンプルな感じのエントランスを抜けると…

あれ…?カフェ……?

え?……やっべ 間違えた?

いやいやいや!ここであってる。あってる…ハズ!

とりあえずCoolすぎる受付電話で呼び出してみると … よかった。ちゃんとつながりました。

開始までちょっと時間がありそうなのでそのへんでくつろぐことに。

いやしかし、ここまで人を待つのが楽しいオフィス・エントランスもはじめてです。ビッグ◯ンダーマ◯ンテンの順番待ちレベルですよこれ。

完全に観光客モードに入っていたところで本日のゲスト、ドリコム ソーシャルラーニング事業部長の石井さんが登場!

さぁ!色々聞かせていただきましょう!

実は数多くのPivot(事業転換)を行ってきたドリコム

今でこそドリコムと言えば「ソーシャル系に強いゲーム会社」というイメージがありますが、実はこれまでかなり大きな事業転換を数度行ってきた経緯があり、いずれも「何とかしてきた」という実績があったりします。

■ドリコムの事業変遷

そして今回は『教育:ソーシャルラーニング』…なのか?

と言われ始めたタイミングなわけですが、そもそもなぜこんなにも多くのPivotを行う必要があったのか?またどうやったらそんな事が可能なのか?


そんな事を聞いてみると、「んーちょっと違うんですけどね」と苦笑しながらも石井さんは次のように語ってくれました。

部署も職域も関係なし!社内企画コンテスト「Qキャンプ」

―石井

ドリコムは別に次から次へと事業転換を行ってきたわけじゃ無いんですよ。ガラっと事業を切り替えるというよりは「常に柱を何本も立てている」というイメージです。

長く事業を続けるために、常に幾つもの柱を作る。そのために社員の考える企画をすごく重視していて、社内企画コンテスト『Qキャンプ』なんてものも実施していますね。

石井さん曰く、昨年から走り始めた教育事業(=ソーシャルラーニング事業)も、この一泊二日の全社企画コンテスト『Qキャンプ』生まれの企画に大きな影響を受けているとのこと。

なるほど。つまり「あれがダメだったからこれ!」といった切り替えのスタンスではなく、「あれやりながらこれも!」と常に新しいものに挑戦していくスタンスがドリコム流なんですねぇ。

いやー…なんとも楽しそう。。。いいなぁ、会社の柱になるような企画やってみたいなぁ……

あえて「固めないコンセプト」が実現したスピーディな挑戦と成功

―石井

実は、他にも電子書籍やECなんて分野のアイデアもあったんです。
でも市場規模とネットやテクノロジーでイノベーションが生まれる将来性、ソーシャルゲームのノウハウが活かせそうだって理由からソーシャルラーニングに絞った。そんな感じなんですよ。

いや、まぁそれはそうなんでしょうが、これだけトンデモな数字を叩きだした事業の戦略としては何というか決断が軽いような…?

もっとこう…広域マーケティング調査とか、緻密なコンセプト設計とか、色々あったりはしなかったんですか?

あったはずですよねぇ…?

―石井

いやー、コンセプト「これだ!」ていう気持ちは全員共有してるんですが、カッチカチに言語化してない感じですね。

ソーシャルラーニングにしても他の事業にしても、ドリコムは「走りながら考えよう!」というスタイルでものごとを立ち上げるケースが多いんですよ。

なんですと?!

もちろんドリコムもマーケティング調査などは行うそうですが、とにかく一度世に出してユーザーの声を聞きながら改善を繰り返す。というスタイルを重視するそう。

言うのは簡単ですし、それこそどこの企業の事業部だって言っていることなんですが …… ドリコムほどの規模で、これほど上手く「作って試す」を回せている会社も少ないだろうと思います。

場数が違うというか、やっぱりさすがです。

ただの新規事業展開に留まらない「新しい教育」の創造を

―石井

ドリコムのソーシャルラーニング系アプリ総回答数は約10億問。
これってユーザー1人あたりが毎日平均100問解いてることになるんですよ。これは完全に想定外。嬉しい誤算でした。

10億問?!

…いや!それよりなにより「1人あたりが1日100問解いている」ってビックリですね。机にしがみつく普通の勉強方法で1日平均100問続け…られないですもの僕。

―石井

そうなんですよ。実はこれもユーザーの学習状況、データを見て、ユーザーに合わせた出題や難易度設定を行ったりしました。普通できないような勉強量が、ソーシャルラーニングならなんとかなっちゃうんですね。
いわゆる普通の学習スタイルで続かなかった人たちの「眠っていた学習意欲」を呼び覚ませるんじゃないか?そんな風に思うとワクワクしますよね。

あーーすごくなるほどです。

ようやく理解できました。つまり「英単語は覚えられないくせにアイテムや魔法の名前は覚えちゃってる」なんて人たちに「新しい教育の価値」を感じてもらおう。みたいなことですか。

確かに、そんな時カッチカチのコンセプトなんてあんまり重要じゃないですよね。前例もなにも無いんですもん。

うあーー ……

そんなプロジェクト関わってみたいなぁ…

自分の企画が新事業になって新しい価値観になっていくなんて…最高じゃないですか…!


と、ここで「なかまにしてほしそうにこっちをみている」状態の取材陣を置いて石井さんはサラッと退室。

続けてドリコムHR本部から吉田さん、佐藤さんが登場し、取材陣のざわつきまくったハートにトドメを刺しにきてくれました。

佐藤(左)/ 吉田(右)
ドリコムHR本部に所属するお2人。採用活動だけでなく、ドリコムという会社の“コーポレートデザイン”を手がける『風土醸成役』なんだとか。

「採用担当」としての動きだけではなく、社内における文化や風土の醸成のためのイベントや、社内の空間演出までも手がけているという彼らに「ドリコムって実際どんな会社なの?」という質問をぶつけてみました。

◯◯系社員集合!隔週開催ドリトーーク!

―吉田

ドリコムでは社員間のコミュニケーション育成にかなり力を入れています。社外にはあんまり知られていませんが、最近評判が良いのは 「ドリトーーク」ですね。
はい。お察しの通りあの番組のオマージュです(笑)

聞けば、「ジ◯リ好き集合」や「自転車好き集合」、「2013年プロ野球総括ランチ」などのいわゆる“あの番組っぽい”テーマで社員を集め、トークしながらランチする。

そんなイベントを隔週で開催しているんだとか。

……………

なにそれすごく混ざりたい。

共通の好きなこと」をテーマに社員が集まるので、職域も部署も上下関係もなく全力で盛り上がるし、これをキッカケに新しいコミュニティやサークルが生まれたりもするんだとか。

あぁ … ドリコムの皆さん仲いいっすもんねぇ。

… なんでだろう?なんかすごく羨ましいっす。

離職率は脅威の4.4%!挑戦し続けられる「仲間」を探す採用方針

―佐藤

そういった取り組みのおかげなのか、ドリコムの離職率はわずか4.4%なんです。
共に挑戦し続けられるチーム…というか家族みたいな組織作りに一生懸命になってますね。

はいぃ?!…よ、4.4%?!

……嘘でしょ?

いや…だって、そんな会社が日本に、ていうか日本のIT業界に存在していたなんて…いやぁーー…嘘ですよね?

―佐藤

嘘でも計算間違いでもありません。本当です。

わぁ…いい笑顔。

しかしなるほど。

長い目線で社員と一緒挑戦し続けようとするドリコムだからこそ、常に新しい事業による複数の柱を作る必要がある。だからそのためにコーポレートデザインや文化醸成なんて考え方が必要だったんですね。

いや本気で信じられないですが、4.4%…本当らしいです。

社員も巻き込むドリコムの「with entertainment」の真の意味

―吉田

ドリコムが創業以来掲げる大きな理念の一つ「with entertainment

これって、プロダクトやサービス、その先にいるユーザーさんに対してだけを考えた言葉じゃないんです。本来の意味では「提供する側の社員まで含めて楽しくなくちゃ」ということなんですよ。

そーだそーだ!!

確かにエンターテイメントを創りだそうって時に、クリエイター側が死にそうになってたらヨロシクは無いですもんね。
(ねぇみんな聞いてる?!)

ドリコムは、そこがちゃんと分かっているから数十年先を見据えた動きができるし、自然体のまま社員と一緒に成長できているんでしょうね。

あの入り口の凝り過ぎなカフェも、やたら格好良すぎる社内デザインも…

あと、なんか、この水も!

あと多すぎてここには書ききれないアレもコレも、全部「社員も巻き込んだエンターテイメント」を世の中に作り出すためなんでしょうね。

もうなんかお腹いっぱいです。早く履歴書書きたいです。

HR本部のお二人からメッセージ

―吉田&佐藤

新しい企画をスピーディに立ち上げ、じっくりとサービスの成長を見守っていけるのがドリコムの強みであり、楽しさです。

ぜひドリコムで手を上げ、新しいことに挑戦してみませんか?そのための仲間を見つけるための制度もサークルも色々揃ってますから。

まずは「応援する」ボタンをクリックしていただき、「話をきいてみたい」ボタンを押して僕らと社内カフェでコーヒー飲みましょうよ。

■ドリコムで現在求人中の職種
ゲームディレクター|アートディレクター|Webデザイナー
アニメーター|フロントエンドエンジニア|アプリエンジニア
プロジェクトマネージャー|データサイエンティスト
広告営業担当|プロモーション担当|カスタマーサポート

ドリコムの会社概要

会社名 株式会社ドリコム
代表者 代表取締役社長 内藤 裕紀
設立 2001年11月
所在地
153-0064
東京都目黒区 下目黒1丁目8-1 アルコタワー17F
事業内容 ソーシャルゲーム事業・アドソリューション事業
ソーシャルラーニング事業

:Find Job !×LIG会社訪問部

撮影/執筆/編集:Find Job !×LIG会社訪問部

中村健太(Find Job !)、永井勇成(LIG)、柳さわすけ(LIG)を中心に結成された特設編集部。取材で多くの企業を周りその理念に触れるうち、「自分たちにも何かできるのでは?」と痛い妄想をするようになったオッサントリオ。割と仲良し。

求人情報を探す
Web業界の転職・求人情報が満載 Find Job!