外見でもステータスでも性格でもなく、「価値観」で。 超内面フォーカス型マッチングアプリ、Pancy誕生。

株式会社クト
代表取締役 松浦 想さん

世の中に次々と誕生するマッチングアプリを使ってみては
「ああ、面倒くさ・・」と放り投げ、30代後半にさしかかっても焦りもせず、
婚活恋活を完全に諦めている呑気な独身女性です。はじめまして。

そんな取材者が、久しぶりに「これはいいかもよ・・・」と色めきだったアプリが、2017年10月10日に誕生しましたー!

その名も「Pancy」

取材者もいくつかのマッチングサービス利用経験がございますが、相手探しの軸となるのは大抵見た目やステータス。
結構、心折れます。「わかるー!」って方もいらっしゃるはず。
しかし!「Pancy」は違います。
「価値観が近い相手を探すことができる」というのです。つまり「内面でマッチング」できる、というのです。でもどうやって?そんなこと可能なのかね・・・と半信半疑でアプリダウンロードしてみたらなるほど、ふむふむ合点がいきました。
アプリを開くと「価値観診断」がスタートするんです。この診断をしないとユーザー登録できない仕組みになっているんです。

「めんどくさ。」って一瞬思ってしまった取材者ですが、「たった3分」と書いてありますし、
「診断されてみたい」みたいな気持ちもかきたてられたので身を委ねてみることに。
サクサクと直感的に答えていきましたところ、3分もかからずに診断終了。全然めんどくさくなかった!

左のアプリ起動画面の「診断する」を押してから右の「診断が完了しました」まで体感ですが、1分くらいで終わりました。
これ、診断結果みるだけでも面白いと思います。ちょっとした占い感覚。

  1. 共感度
  2. 合理性
  3. 協調性
  4. 自由度
  5. 責任感

「Pancy」では、この5つの軸で価値観を診断し、その「価値観診断データ」の傾向が似ている相手が相性のいい相手としてレコメンドされます。
こんな感じですね。(これはサンプルです)

診断してfacebookログインすると、この五角形診断データだけでなく文章での診断結果も見られます。

(こんな感じでした)
うーん当たっている気がする・・・恥ずかしい・・・
しかしこれ、いいですね!
こうした「考えの軸」が近い相手なら、初対面でも話しやすそうですし。

ちなみにこの「Pancy」は、株式会社ミクシィの子会社・株式会社クトがリリースしたサービスなのですが、ひいき目なしにいちユーザーとして是非おすすめしたいアプリです。
まだiOSのみの提供ですが、近日中にAndroid、Web版もリリース予定。楽しみです。

「30問の価値観診断」がめんどくさいと感じない理由

「Pancy」の産みの親であるクト社代表の松浦さん。
前職は、ウノウ株式会社/Zynga Japanで数々のソーシャルゲーム開発を経験されたそうですが、これが「Pancy」開発にかなり役立ったとか。

松浦

「Pancy」は「診断しないと登録できない」仕組みです。診断というフローを「煩わしい、めんどくさい」と思われてしまうと、登録すらしていただけないわけです。それを回避し、診断通過率を高めるために、ゲーム開発で培ったノウハウを活かしてあらゆる施策を実施しました。

実際、新規ユーザーの診断通過率はかなーり高いそう。

松浦

診断が切り替わるスピードや回答をタップする際の反応などを工夫した結果、8月のテストリリース時に比べ診断通過スピードは約半分になりました。「診断は約3分」とサービス内では案内していますが、実際のところ、平均的な診断通過時間は1分半くらいですね。

確かに私の体感も1分ほどでした。それにしても聞いて驚きましたが、診断設問数は「30」!
私も診断しましたが、そんな沢山答えたような感覚はありませんでした。
ホントにそんなに答えたっけ・・・?

松浦

ええ、厳選した30問にきっちり答えていただいています(笑)

そもそも内面って何?性格でもなく、価値観に絞った理由

ちなみに30問は「価値観」を導き出すためですよね。外見でもなく、年齢やステータスでもなく・・・あるいは性格でもなく「価値観」に絞ったのはなぜですか?

松浦

当初は、他のマッチングアプリで見られる「いいね!格差」をどうにかできないかと考えたんです。他のアプリは外見やステータスを強調するようなUIになっていて、どうしても「いいね!」の数やマッチング率にも差が出てきてしまう。

そこで、外見やステータス等ではなく「内面」にフォーカスしたマッチングアプリを作ろう!と松浦さんは考えたそう。

松浦

それにしても「内面」って何だろう、と。性格や価値観が合う人がいいな、などざっくりまとめて「内面」と表現しがちですが、性格と価値観って全く別のものなんです。

価値観は、いわば「大切にしていること」であり、物事を考える判断軸。

松浦

価値観が似ていれば、性格が違っていても相性のいいカップルになり得るんです。例えば「気ままで自由な生き方がしたい」という価値観が同じなら、アウトドア派だろうがインドア派だろうが、互いを尊重しあえるでしょう。

確かに。
逆に「社交的で明るい性格」な2人であっても「感情より合理性を優先する」男性と「合理性より感情が大事」な女性が付き合ったら一度勃発した喧嘩が収束するには時間がかかるかも・・・。

松浦

ええ、そうですね(笑)また性格は「こういうタイプ」と自己紹介しやすいですが、価値観となると自分で言語化するのは案外難しいですし、気づいていない場合もあります。客観的な診断に委ねる方が正しく「自分の価値観」が現れてくるものなんです。

こうして松浦さんは「価値観」にフォーカス。1,000万人以上の「価値観診断データ」を保有する企業とパートナーシップを組み、設問数やその内容について幾度も設問リストを作り変えた結果、こだわりの30問を導き出したわけです。

リリース間もなく、退会者が次々と・・・その嬉しい理由

松浦

リリースして間もないものの、ユーザーからの反応は非常に良いです。つい最近も非常に嬉しいメッセージをいただいたばかりです。

メッセージを送ってくれたのは「Pancy」の退会を決めたとある男性。

松浦

「大切にしたいと心から思う女性とこのアプリで出会うことができました!」という内容で・・・思わずチーム全員に共有しました。メッセージをいただいたのはリリースしてまだ3週間ほどだったんですよ。

リリース以降、好感触を感じていたという松浦さんですが、こんなに早くこれほど嬉しいお便りが届くとは想像もしていなかったそう。

松浦

そのあとも立て続けにこうしたメッセージを複数のユーザーさんからいただきました。社内はもう嬉しくてお祭り騒ぎでしたよ(笑)

真面目な恋愛がしたい、そう思う方々に素敵な出会いを提供したい・・・そう松浦さんは話してくれました。

松浦

心が温まったり、優しくなれたり、気持ちが穏やかになれたり・・・「Pancy」での出会いで、そんな気持ちになっていただけたらとても嬉しい。単に男女の出会いを促進するのではなく「共に生きていくパートナー」との出会いに向けて、真面目に取り組めるサービスにしたいと思っています。

人工知能を出会いの味方に。使えば使うほど楽しめる理由

ちなみに「Pancy」は、使えば使うほどレコメンド結果の精緻が高まる仕組みになっています。理由は、人工知能を取り入れているから。

松浦

人工知能が各ユーザーの行動履歴データを学習し、レコメンド結果をどんどん進化させていきます。「見たところあなたにはこういう傾向があるから、こういう方がいいでしょう」という具合に。

いわば結婚相談所のオンライン版みたいな感じでしょうか、と松浦さん。なるほど!(笑)

数人とやりとりしてうまくいかなかったからといってすぐ諦めちゃうのはちょっとモッタイナイ、ってことですね。

松浦

そうですね。じっくり長い目で人工知能を味方につけながら素敵な出会いを探してほしいと思っています。全員、診断を経て登録してくださっている方ですから真面目なユーザーが多い印象です。ぜひ誠意あるやりとりを楽しんでいただきたいですね。

今後は、AndroidやWeb版のリリースと並行し、コミュニティ機能の搭載なども視野に入れているとか。素敵な出会いがもっともっと生まれそうで楽しみですね。

松浦

「Pancy」ユーザーのなかには初めてマッチングアプリを使ってみました。という方も多いんですが、それは「ミクシィグループの安心感」が大きく影響しているようで。とても嬉しいですね。

後発サービスでも勝算アリな理由

「価値観で出会う」という、かなり目新しい「Pancy」。
とはいえ、日本国内には既に多くのマッチングサービスがあり、いわば後発サービスですがその点についてはどう考えますか?

松浦

現在、国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は約200億円ですが、2022年には約600億円まで拡大すると見られています。この成長性を考えると、まだまだ今から参入しても遅くはないでしょう。またオンラインマッチングという分野では、多くの方が複数サービスを「併用」する傾向にありますので、いい具合に各サービスが棲み分けできるのではないか、と思っています。

ちなみにアメリカの同業界市場規模は、なんと2,000億円超だそう。

松浦

アメリカだと、3人に1人がオンラインで出会って結婚しているんですね。それほどアメリカではインターネット上で出会うことが日常に根付いているんです。日本でもそれくらいの存在感を出していきたいですね。

「Pancy」ユーザーは、今のところ関東・関西に居住するユーザーがほとんどですが、今後は全国的にユーザーを増やしていきたい、と松浦さん。

松浦

さらに将来的には、まだまだマッチングサービスが根付いていないアジア諸国への進出も視野に入れています。例えば、韓国や台湾、香港など。機が熟せばいつでも進出できるよう準備しています。

おお・・・アジア諸国への進出も!
しかし例に上がった各国は文化的な共通項も多めですから、想像以上に一気に広まる可能性はありますね。

松浦

今後のサービス拡大にあたり、プロダクト(PM、WEB/アプリエンジニア)やプロモーションに精通したメンバーが加入してくれると非常に嬉しいなと考えているところです。

ああ、私がその分野に精通していれば立候補したのに! ああ、私もこのサービスを広める一助になりたい!

と思うほど「Pancy」というサービスの虜になった取材者は、これを書いている今日も「Pancy」を使ってホクホク出会いを楽しんでおります。あれほど「マッチングサービスはもうめんどくさい!」と思っていたのに。
いちユーザーとして「Pancy」のさらなる発展を心から応援しておりまーす!

松浦さん。お忙しい中ありがとうございました!

会社名 株式会社クト (英文名:Kuto, Inc.)
代表者 松浦 想
設立 2017年5月8日
所在地(本店)
150-0011
東京都渋谷区東1-2-20住友不動産渋谷ファーストタワー7F
所在地(事務所)
150-0002
東京都渋谷区渋谷2-12-4 ネクストサイト渋谷ビル3F
事業内容 インターネットサービス開発
運営サービス データで恋するマッチングアプリPancy