「学ぶことがカッコいいと言われる世の中を作りたい!」 学びの新選択肢を創る、ストリートアカデミーの挑戦。

ストリートアカデミー株式会社
代表取締役社長 藤本崇さん

今様々なメディアで取り上げられ注目を浴びている、まなびのマーケット「ストリートアカデミー」(以下ストアカ)。ユーザーになると、ビジネス系スキルから趣味、習い事まで幅広いジャンルの講座や教室、ワークショップに申し込むことが可能です。さらに「ストアカ」のユニークな点は、講座や教室の主催者、つまり「先生」のほとんどが「個人」であるという点!「教える」と「学ぶ」をつなぐ学習系CtoCサービスとして、「ストアカ」は唯一無二の存在と言えます。

こちらが「ストリートアカデミー」。アプリもあります。

公開講座数は8000件以上、累計受講者数は6.5万人を突破!「入会金ゼロ」な上、殆どの講座がとってもリーズナブルな価格設定がされています。さらにスマホアプリやサイトからサクっと申し込みできちゃうので、好奇心の赴くままに「学ぶ」機会を得ることができるんです。

「プログラミング講座」「片付け方教えます」「美眉の描き方講座」「写真写りがよくなるレッスン」「プレゼンノウハウ伝授」「HPの解析手法」「コーヒーのおいしい淹れ方」などなど…その種類も数も、実に豊富!。

これまでこうした個人発信の講座は、各自がブログやHP、Facebookなどで生徒募集を行うのが一般的でした。はたまたご近所まわりにチラシを…なんてアナログな募集広告もよく見かけますよね。でも「ストアカ」を利用すれば、講師の方々はより多くの受講者を募ることができますし、「学びたい」意欲を持つ方にとっても選択肢が今まで以上に増えるわけです。

さて今回は、この「ストアカ」を創り上げた代表の藤本さんにお話をお伺いできることに!

藤本さんは、スタンフォード大学にてMBAを取得し、ユニバーサルスタジオ、フェデックス、カーライルグループなどで活躍してきた、いわばエリートビジネスパーソン。ちなみにスタンフォード大学在学中には、あの有名なスティーブ・ジョブスのスピーチを生で聞いた経験があるんですって!そんな藤本さんが、10年間のキャリアを捨てて起業した契機となったのは、スティーブ・ジョブスが亡くなったことだったそう。この時「社会にインパクトを与えたい」という自らの欲求に正直に生きようと決意したんそうです。かっこいい!

「ストアカ」が、社会人の中で、ジワジワ人気が出ている理由

「ストアカ」、現在、首都圏を中心に順調に伸びているようですね!

藤本

そうですね。でも「ストアカ」は、一昼夜で突然グッとユーザーが伸びるようなサービスではないんです。「学びたい講座が、自分の街で、自分が行ける日時に、開催されて」いなければ、利用者が増えることはありません。ですから、講座やワークショップなどの、いわば「コンテンツ」の密度に比例して、ジワジワとユーザー数が増えていっているという感じでしょうか。

ちなみに現在、講座の人気傾向はどんな感じでしょう?

藤本

やはり人気なのはビジネススキルやWeb・ITスキルに関する講座ですね。例えば、Webデザインやアプリ開発体験、ロジカルシンキングやExcel、プレゼン技術などなど。これまでは、これらを学ぼうとすると、非常にお金がかかったんですよ。それが一回3000円程度で受講できるわけですから、ニーズがあるのは確かです。

なるほど…特に日々仕事をする社会人にとっては、専門学校やスクールに通うという決断はなかなかしづらいものです。金銭的にも時間的にもハードルが高いから。また単発セミナーであっても、ウン万円もの出費になるものも少なくありません。

せっかく「学ぼう」という意欲が芽生えても、それでは行動になかなか移せないもの。そして結局学ぶ意欲も消えてゆく…そんな社会人の方って、きっと膨大にいるはずです。

藤本

そうですね。そうした方々に、ぜひ新しい学びの選択肢として「ストアカ」を使ってみていただきたいと思っています。飲み会や合コンに参加するのとほぼ変わらない費用で、気軽に新たな技術やスキルを学んだり、新しい体験に出会えたりできるんですから。

アプリでサクサクっと検索して、「あ、これ面白そうだから、明日の夜、行ってみよう」と思ったら、数タップで申し込み完了。「グルメアプリで見つけた美味しいお店に、翌日行ってみる」のと同じくらい気軽です。

藤本

社会人教育市場は、3兆円とも言われる巨大なマーケットです。でも、周囲に専門学校に通いながら仕事をしているお友達、そんなにいますか?正直、あまり見かけませんよね。これはつまり、スクール等の入学金や授業料がいかに高額か、学びに問われるコミットのハードルがいかに高いかを示しているわけです。

なんと起業した人まで誕生!「ストアカ」はつまり、挑戦の後押しシステム。

なるほど…新しい学びの選択肢である「ストアカ」の認知度がさらに上がれば、学ぶ意欲を持つ人々が世の中にもっともっと増えそうですね。

藤本

そうなんです。「やりたい時期もあったけど忙しいしもういいや」「どこからはじめていいのかわからないし」などなど、現状維持のまま新しい挑戦をすることなく、毎日をつまらないと感じながらも殻を破ることなく生き続けている人ってとても多いと思うんです。私は「ストアカ」を利用していただくことで、そういう人たちを「撲滅」したいんですよね(笑)。

ぼ、撲滅…(笑)!

藤本

専門学校がダメなら独学という方法もあるでしょ!ググれば情報はいくらでも出て来るんだし!なんて考えもあるかもしれませんが、それは少々、ぶっきらぼうだなと。これだけGoogleが発展していて毎年自己啓発本が新書で何冊も出版されているにも関わらず、スクールにお金を払う人が多いということは、「情報だけではどこから始めれば良いかわからない」人が多く、彼らは皆、誰かに道筋や手がかりを示してもらいたいと強く思っているということです。

なるほど、確かにおっしゃるとおり。学習機会の選択肢が、両極端ですよね。

藤本

「ストアカ」は完璧なカリキュラムが敷かれた学校ではありません。しかし講座を受けることで、進むべき道筋やスキルアップすべき分野などが見えてきた、と仰る方はとても多い。「ストアカ」は、このように、学習の一歩を踏み出せるように後押しする仕組みとも言えます。

なんとなく講座に参加したことで、やりたいことを見つかった、なんて方も少なくないとか…なかでも驚きの進化を遂げたユーザーさんがいらっしゃいました!

藤本

もともとITの知識が全く無かった会社員の方なんですが、ストアカで複数の講座を組み合わせて受講し、そこで得た学びを活かして、ゼロからアプリを立ち上げて起業された方がいらっしゃいます。技術知識は全くなかったそうですが、アプリ開発講座、ディレクション講座など、3人の先生が個別に教えられている講座を3つほどご自身で選んで受講されて、起業に必要なエッセンスを掴んだんだと。かかった費用はしめて1万円少し。3つの講座だけで必要なスキルが全て揃ったかは定かではないですが、自由な学びを組み合わせることで得たインスピレーションや自信など、ソフト面で得るものが大きかったとお聞きしています。

お、おおおおお!スゴイ…!目的と学びたいことがハッキリしていれば、様々な講座を組み合わせて、実現への具体的な道筋やヒントを掴むことができるわけですね。

藤本

そうなんです。起業までいかなくとも、例えば「毎週金曜日の朝、異なる講座に色々参加してみよう」と決めて実行すれば、そこから得られる発見や出会いは、必ず人生を大きく変えてくれるはずです。そこでハッキリやりたいことが見つかれば、それに力を注げばいいんです。

いち受講者から「講師」へと転身した、大人気シニアも!

ちなみに「ストアカ」の講師の皆さんって、多くは個人の方々なんですよね。ひょっとして、講座の受講者が「私にもできるかも」と講師を始めるケースもあったりするんですか?

藤本

ええ、もちろんいらっしゃいます!たとえば大人気「包丁研ぎ講座」の60代の先生は、もともと定年後の余暇の楽しみとして、「ストアカ」のカメラ撮影かなにかの講座を受けに来られたんです。そこで講師から「誰でも講座を開けるんだよ」と教わり、ならば私も…!と一念発起されたわけです。

これが、その方が主催する講座!なかなかの人気です。

聞けばその包丁研ぎ名人の先生は、定年前は食品関連の上場企業に勤務されていて、退職直前はレストランチェーン企業向けに包丁研ぎを教えていたんですって。なるほど…!

藤本

シニアの方が余暇を過ごす選択肢としてカルチャースクールや自治体主催のイベントなどは数多くあると思います。ただ、人にもよりますが、「暇つぶし」以上の何かを求めるアクティブシニアの方は多いと思います。誰かのために何かをしてあげることで「やりがい」を感じられます。その包丁研ぎの先生は、主婦の方が目をキラキラさせて学んでくださることが本当に嬉しいんだとおっしゃっていて、熱心に指導されています。

いわば「ストアカ」は、「自分の経験やスキルを、すぐにマネタイズできる」場所でもあるわけです。例えば何らかの資格を取得したものの活かせる場所がない…という方にとっても「ストアカ」はとても良い活躍の場になっているのかも。

藤本

「ストアカ」では、ある意味で「誰でも講師になれる」んです。ただし当社では、講師希望者に対する厳しい審査を行います。たとえばトラブル被害が多く見受けられる方、個人の情報開示をしてくださらない方、商品販促のために集客しようとなさる方などはお断りしていますし、講座内容や「スキル共有」という目的にふさわしいものであるかという点も、きっちり審査しています。

なるほど、その審査基準がしっかりされているからこそ、「ストアカ」の各講座やワークショップは一定のクオリティが担保されているんですね。

先日は、講師の方々をお招きしたイベント「ストアカAward」を開催!これはその時に使用した撮影用アイテムなんですって(笑)。たのしそう(笑)。

イベントでは、素晴らしい活動をなさっている講師の方にこのオリジナルグッズをプレゼントしたそうです。

伝えたい、与えたい、豊かにしたい。そんなパッションが講師の条件

藤本

「自分の経験やスキルを、すぐにマネタイズできる」のが「ストアカ」の魅力ではありますが、「稼ぐ」ことだけを目的にしている方には、実は講師業は不向きなんです。こんなことを言っては身も蓋もないのですが(笑)、費やす労力に対する稼ぎを最優先するなら、正直リアルに講座を開催するよりも、ブログで広告収入を得る等、もっと安易に儲ける方法はいくらでもあるでしょう。

なるほど、確かにそうですね。じゃあどのような方が向いているのでしょうか?

藤本

「人と向き合う」ということを喜びに感じる方です。そして「教えることから学ぶ」ことをエンジョイできる方ですね。教えるという行為は、初めて会った方で自分と違うバックグラウンドを持っている方と、各々のニーズに対して向き合ったりする必要があり、自分の思い通りにいかないことも多々有ります。体系的に情報を伝えられたか、きちんと伝わっているか、講座の長さは適切か…などなど、実際参加された受講者からの声に向き合って改善していくのは、やりがいも大きいですが、ある意味面倒なことでもあります。

「たとえばお料理が大好きな主婦の方でも、家族にふるまうのは好きだけど、料理人として知らない人に食べさせて味に難癖つけられるんだったら料理なんかしたくない、って方もいらっしゃいますよね、それと同じです(笑)」と藤本さん。なるほど非常にわかりやすい!

藤本

とは言えハードルを上げるつもりはありません。「ストアカ」で教える、ということは、ひとつの「寺子屋」を立ち上げるようなものです。例えば「私塾」というと何か松下幸之助レベルの人しか開設しちゃいけないのではないかという印象を持つ人もいるかもしれません。でもストアカでの開講条件は、資格や身分ではなく意欲なんです。「誰かに伝えたいことがある」「誰かひとりでも多くの方に良い影響を与えたい」「受講者の才能を開花させ、人生を豊かにしてさしあげたい」といった、強いパッションを持つ方なら、誰にも門戸は開かれています。そういった方は今までスクールでは登壇機会を頂けなかったとしても、ストアカではきっと多くの人々の心に火を付けられるはずです。

各地で寺子屋が生まれ、そこに通い人生が変わる人が増えていく…それって素敵だと思いませんか?と微笑む藤本さん。本当にそうですね。世代問わず、「学ぶ」ことを楽しむ方が増え、前向きな世の中になりそうです。

首都圏から日本全国、そしてアジアへ。

藤本

ただやはり、まだまだ講師の数が不足しています。コンテンツ、つまり講座の数を増やさなければ、当然受講者も増えません。現在8000以上の講座が「ストアカ」にはありますが、その多くが首都圏で開催されているものです。

「学びたい、という意欲を燃やす人々を増やすため、各地で”火種”をつける活動は定期的に開催しています」と藤本さん。全国のコワーキングスペースなどで「先生になってみよう!」といった趣旨のイベントを開催し、「ストアカ」に賛同してくれる人を増やしているのだとか。

藤本

地方では特に、独立、起業したいと考えておられる方々が多くご参加くださいますね。でも、そこまで考えておられない方々の中にも、なんらかの技術やノウハウ、そしてパッションをお持ちの方が多くいらっしゃるはずなんです。

たとえば農業に従事される方々、伝統芸能を守り続けている方々…そうした方々にもぜひ「講師」として参加いただきたい、と藤本さん。なるほど…!後継者不足に悩むそうした業界も「ストアカ」で活動を続ければ、ひょっとして技術継承してゆける道筋が見えてくるかもしれませんね。おもしろい!

藤本

一方学びたい人からは、毎日のように「うちの近所でも講座ができてほしい」といったような声が当社には全国から届きます。その声に少しでも早く応えていきたいですね。

あとこれは少し先の話ですが…と言いながらこんな話もしてくださいました。

藤本

今、ベトナムやタイ、インドネシアといった東南アジア諸国では、GDPの成長が著しく、増える若者の人数に対して、公共の教育機関の増加が圧倒的に追いついていないと聞いています。「ストアカ」はそうした国々でも確実にニーズがあると思っています。スマホは普及していますから、「教える」「学ぶ」をうまくマッチングさせることができれば、学びの場はもっともっと増えていくはずなんです。

それってすごく面白い!「ストアカ」の可能性がこれほど大きいものだとは

「学ぶってカッコいいこと」全世代の方に、そう思っていただきたい

藤本

あとはブランドをしっかりと作って行きたいですね。学びって従来、誰にも言わずにこっそりと学ぶ、「コソ練」の文化があります。スキルアップしたら「いつの間にやってたの!?」と言われたいけど実現しないとバカにされるからという心理が働くからでしょうか。我々は、「ストアカやってる」イコール「自分磨きの意識が高い自分は一歩先を行っていてクールなんだ」というイメージが理想ですね。もちろん敷居を高くしたいという意味ではなく「学ぶって楽しい」「学ぶってカッコいい」と、より多くの方に感じてもらいたいんです。

「ストアカやってる?」「やってる!すごく楽しいね」といった会話が普通になされるようになれば、社会はとても良い方向に変わっていくのではないか、と藤本さんは話します。

藤本

学びを楽しみ、スキルアップを楽しみ、仕事を楽しみ、人生を楽しむ。そんな大人が増えれば増えるほど、どの業界でも好きなだからその仕事やキャリアに従事している人の率が高まって、業界値しての業務効率もその分高まるんじゃないかと思うんですね。加えて「何歳からでも、どんなことにだって、チャレンジできる、軌道修正できる」という新しい社会常識を作り上げていけたら最高です。

なるほど、確かにおっしゃる通りです。「なりたい姿」「やりたいこと」に対して何歳になっても向き合い続け、その実現に向けて走り続ける人が増えたら。そんなに素敵な社会ってないですよね。

藤本

たとえば大学卒業後に歩んだ道が間違っていたと感じたら、軌道修正すればいい。失敗したって、新たにまた立ち上がればいい。何歳になったってやりたいことを見つければ、果敢にチャレンジすればいい。そんなエネルギッシュな人に満ちた社会が、私はとても見てみたいんです。

そのためにはもっと多くの仲間がほしい、と話す藤本さん。そういえば藤本さんご自身も、35歳からプログラミング技術を習得した方。すごく説得力がありますよね。ちなみに、求める人物像は「自己実現意欲が高い人」だそう。確かに「ストアカ」を作り上げる仕事は、人々をインスパイアする仕事。パッションに満ちた意欲的な方でないと、務まらないはずです。

事業に共感した仲間たちが、既に続々と集まってきています。この日も和気あいあい、とても楽しそうでありました。

優秀なインターン生も、事業に興味を持ち手伝ってくれているそうですよ。

おお…着々と「ストアカ」が進化していくのが目に見えるようです!

私もはやく、「ストアカ」が創り出す未来の社会が見てみたい!今日は本当に、ありがとうございました。

会社名 ストリートアカデミー株式会社
代表者 藤本 崇(代表取締役)
設立 2008年11月
所在地
112-0002
東京都文京区石川一丁目4番1号 住友不動産後楽園ビル18階
事業内容 「コンシューマ向け事業: ウェブサービス「ストリートアカデミー」の開発・運営
法人向け事業: 企業研修、講師派遣、社員教育サービスの提供」
運営サービス ストリートアカデミー