チームラボ「開発の裏側」〜イノベーションを起こす組織論

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中村洋太
チームラボの黎明期から多くのプロジェクトで活躍してきたベテランカタリスト(ディレクター)の中村さん。意外と知られていないチームラボのリアルな現場のお話をガッツリ語っていただきました!

最近無駄にテンション上がりっぱなしのFind Job ! 会社訪問部。今回は独特の感性と創造力で話題の会社、チームラボに突撃取材に行ってきました!

チームラボの「誰も考えなかった事を次々と実現していく企画実現力」は一体どこから生まれるのか?じっくり聞いてきました。

■記事ハイライト
・チームで考え、チームで挑む。だから失敗を個人に押し付けない
・超フリー&フラットな社内体制が自由な発想を作り出す
・没頭しまくれる才能。オタク採用を推進する理由
・天才はいらない。実はどこまでもマジメで真剣なチームラボの考え方

入ったら即 あの有名なロゴを発見!

今回のゲスト、中村さんを呼ぶために早速フェイスタッチで。

実は中村さん自身もこのタッチパネル式呼び出しツール開発に携わった方だとか。会う前から ワクワクです。

案内されたのは会議…室…?

ノートの机?

これ知ってる!漫画と合成してくれるやつだ!

ただ自社製品が並んでいる会議スペースってだけなのに、何というワクワク感でしょう。一体どーやったらこれだけ人をワクワクさせる物が作れるのか?

さっそく聞いてみたいと思います!

チームで考え、チームで挑む。だから失敗を個人に押し付けない

―中村

チームラボの企画は、大抵はクライアントからの「◯◯したい」という漠然とした要望をみんなでブレストする中から産まれます。

そこには、企画担当が1人で悩んでドキュメント化して承認会議にかけて…というプロセスが存在しないんですよ。

企画承認会議がない?

薄々分かってはいましたが、なんと自由な。

…… さっそく涙が出てきそうですが、はたしてそんな管理方針で大丈夫なのでしょうか?例えば企画が上手く行かなかった時に「責任の所在」てやつでモメたりはしないんですか?

―中村

責任はチーム全体で何とかするものでしょう?
最初に考えて言い出しっぺが全責任を負うなんて形でやっていたら「何もしない方がラク」て話になってしまうじゃないですか。

…… 何この人、何この会社、かっこ良すぎでしょう。

たしかに「これが上手くいかなかったら自分どうなるんだろう?」なんて保身的な事を考えていたら、何やるにしても二の足踏んでしまいますもんね。

帰ったらメモっとこ。会社のホワイトボードに。油性マジックで。

超フリー&フラットな社内体制が自由な発想を作り出す

―中村

チーム内の意見についても、取りまとめる人がいることはいますが、そこに上下の関係は無かったりします。
他に例が無いのでちょっと説明が難しいんですが、チームラボってそういう会社なんです。

ん?えーっと、意見の取りまとめをする人ってことはマネージャーですよね?

でも上下関係はない? … あれ?

―中村

役割だけが決まっていて、会社として上下の関係は作ってないという感じでしょうか。
人が足りなければ人の追加して、分担がうまく行ってなければ自然と他の人が巻き取ってしまう。そんなイメージですね。

はい…?え!?だってじゃあなりゆきってことですか?

そ、そんなんでマネジメントなんてできるんでしょうか?少なくとも僕の知ってる限りそんなやり方やったら色々進まなくなってしまいそうな気がするんですが!

―中村

もちろん上手くいかない時もありますが、そういう時はまとめるのが得意な人をチームに引き込めばいいんです。

そもそもチームラボには明確に「立場が上である」と決められた役職(課長とか部長など)が無いですしね。

上から下への指揮系統より、横のつながりから生まれる自由な発想を大切にしているんです。

いやはや、似たようなことを掲げている企業は多いですが、上長もマネージャーも明確には置かず、「できる人がやる」を本当に実践しているとは。

―中村

管理なんて、したくもないし、されたくもないでしょう?
自由な発想を期待しているのに、会社が自由を許さないなんて気持ち悪いじゃないですか。

ええ。その通り。その通りだと思います。

人は自由であればこそユニークなことを考えられるのだ。と明確に言い切ってくれる中村さん。もう取材陣全員納得するしかできなかったです。

フリーアドレス、フリーチーム、フリー職域という、ちょっとあまりにもフリー過ぎる環境の中で楽しそうに仕事する社員の皆さんの顔…。

説得力がハンパなかったです。

没頭しまくれる才能。オタク採用を推進する理由

―中村

別にそういう枠や制度があるわけではないんですが、チームラボはちょっとオタクな人を採用してしまう傾向が強いですね。

あるモノが好きで、そこに特化している人の生み出す価値に注目しているんですよ。

なるほど。それはなんとなく理解できます。とにかく一本ズ抜けて好きなモノがある人って、没頭するとすごい能力出しますよね。

中村さん曰く、多少しゃべりが苦手だろうが、人とコミュニケーション取ることが苦手だろうが問題ではない。だそうで。

面白いモノを作れる人が、その面白さを説明する必要は無い。
実現する技術を突き詰めて、できる奴ができる事をやる。

この考え方があるからこそ、チームラボでは自由すぎるほどの制度が発想力に結びついているのかもしれないですね。

天才はいらない。実はどこまでもマジメで真剣なチームラボの考え方

―中村

はたから見ると面白いことばっかりやってるように見えるかもですが、それはその時、その対象となるサービスをユーザーの心に届けるために最も効果的であると考えた結果。

僕らのものづくりは、実はすごくマジメなんですよ。

…そのようですね。

それは会議中の方の表情、中村さんの言葉、工作室の雰囲気からもヒシヒシと伝わってきました。

子供部屋のような会議スペースに、ひっきりなしに社員が出入りして、どのテーブルも常に真剣に、でも楽しそうに盛り上がっていたのが印象的でした。

楽しそうに、だけど真剣にディスカッションする社員の皆さん

こちらは電子工作室。男の子心をくすぐるあれこれでごっちゃごちゃ

奇抜なプロダクトや、不思議な社内体制につい目を奪われがちですが、それら全てが「良い物を考えて作るため」にあるのだとする中村さんの言葉で、キレイにストンとハラオチしました。

なるほど。だからチームラボの皆さんはこんなに楽しそうなのか。と。

フリーすぎる、でもとても真剣なものづくり集団『チームラボ』。
生きてる間に一度は行ってみることをオススメします。

■チームラボで現在求人中の職種について
現在チームラボでは以下の職種を募集中。今スグ「話を聞いてみたい」をクリックです!
 

プロジェクトマネージャ|アーキテクト|WEBアプリケーションエンジニア
フロントエンドエンジニア|インタラクションデザイナー・エンジニア
iOS/Androidアプリケーションエンジニア|ハードウェアエンジニア
カタリスト(ディレクター)|ソーシャルブランディング(PR)チーム|ライター
"クリエイティブディレクター"ではなく、チームでクリエイティブできるディレクター
WEBデザイナー|マークアップエンジニア(HTMLコーダー)
グラフィックデザイナー|3DCGアニメーター|絵師

会社名 チームラボ株式会社 (teamLab Inc.)
代表者 猪子 寿之
設立 2001年3月
所在地
113-0033
東京都文京区本郷1-11-6 東接本郷ビル5F
事業内容 戦略と研究|Webデザインと開発|テクノロジーの研究と開発
コンテンツ制作と開発|空間設計

:Find Job !×LIG会社訪問部

撮影/執筆/編集:Find Job !×LIG会社訪問部

中村健太(Find Job !)、永井勇成(LIG)、柳さわすけ(LIG)を中心に結成された特設編集部。唐突に柳の脱退が宣言されるなか、途方にくれる中村と永井。会社訪問部はどこへ向かうのか! To be Contenued…

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