事務職や営業職から、デザイナーやエンジニアなどへのキャリアチェンジを考えている人も増えているのではないでしょうか。
未経験であっても、勉強してチャレンジしたい人に、企業からスカウトされるか気になりますよね。
今回は、未経験職種でのスカウトについて解説していきます。
未経験職種でもスカウトを受け取れる?

スカウトというと、ヘッドハンティングやハイキャリアの人のものとイメージしがちかもしれません。しかし、最近はスカウト型と言われる、企業から求職者への積極的なアプローチが主流となってきています。
その中には、未経験職種にもスカウトを送る企業も増えてきているのです。
労働人口の減少に伴い、「経験がなくても意欲のある人を採用したい」「教育は入社後に行うので、とにかく採用したい」という企業が、現在は多くいます。
転職サイトを使う求職者の場合、気になる職種にはチェックを入れておくといいでしょう。
スカウトが送られやすくなります。
未経験でも募集している職種
専門職となるエンジニア職ですが、意外にも未経験からのスタートOKという企業もたくさんあります。
未経験を受け入れることが多いため、研修制度や教育制度が整っており、同期と一緒に勉強していくことができるのです。
また、先輩たちも同じ未経験から始めているので、サポート体制や社風の良さなどもあります。
他にも、デザイナーなど未経験から受け入れていたりすることもあるでしょう。
飲食業界からのキャリアチェンジ、営業や事務職からのキャリアチェンジなども、よく行われています。
未経験でもスカウトを受け取る方法

職務経歴書にかけるスキルと、挑戦したいと思う職種がかけ離れている場合、転職サイトにどのように職務経歴書を書けば良いのでしょう。
未経験でも、スカウトを受け取れる方法を紹介します。
キャリアチェンジしたいことを明記する
事務職や営業職など、ビジネスサイドの職種から、エンジニアやデザイナーなどプロダクト系の職種に変わりたい人もいるかもしれません。
キャリアチェンジがしたいことを、きちんと書いておきましょう。
できれば、そう思った理由や今勉強していることなども記載しておくことが重要です。
スカウト型の媒体では、事務職や営業職などの即戦力を求めている企業もたくさんあります。
キャリアチェンジのことに触れていないと、企業は即戦力として、経験職種のスカウトを送ってしまいます。
これまでのキャリアを続ける気はないことを明記しておきましょう。
自分が勉強していることを書こう
未経験を歓迎する企業が増えていると言っても、完全にゼロからの教育は少し敬遠されることがあるかもしれません。
なぜなら、新職種のための勉強が苦痛ではないか、事前に確認しておきたいためなのです。
知識や経験が少なくとも、興味があるか、継続して勉強できるかどうか、が評価の大きなポイントになります。
応募前に、できる範囲で自分でも勉強を始めておきましょう。
そして、興味が持てるか、面白さを感じるかは判断しておいた方が良いでしょう。
また、そのことをレジュメに書いておくと、意欲的でキャリアチェンジへの本気度が伝わります。
エンジニアであれば勉強している言語、デザイナーであればポートフォリオなどを添付しておくとよいでしょう。
今は、インターネット上で無料学習できるサイトが多く存在します。
勉強を進めることで、自分の知識になるだけでなく、アピールポイントにもなりますよ。
仕事に対する意欲やスタンスを書く
未経験者の場合は、実際のスキルよりも、これからのやる気やこれまでの経験をどう活かしていくかを求められます。
また、新しい職種へのチャレンジだからこそ、途中で諦めるのではなく、工夫して継続できることをアピールするのが良いでしょう。
キャリアチェンジをしても、大切にしたい仕事のスタンスは、転職サイト内のレジュメにも記載しておきましょう。
また、そもそもキャリアチェンジを考えた理由なども書いておくのがおすすめです。
まとめ
世の中の流れ的に、未経験を歓迎する企業が増えています。
特に需要に対し、供給が少ないプロダクト側は、未経験者であってもチャンスに溢れているのです。
スキルを求められないのは、ある意味ラッキーと言えるかもしれません。
スカウトが受け取れれば、面談に進むことができるので、ぜひスカウトを受け取りやすい職務経歴書を作ってみてください。