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<デザイナー・エンジニア向け>よくある面接での質問とは?

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転職活動で受ける面接において、とくにデザイナーやエンジニア職でよくある質問にはどのようなものがあるのでしょうか。面接対策として事前に対策が立てやすい質問例を把握しておけば、本番でも落ち着いて対処することが可能です。

そこで、面接でのよくある質問例と、受け答えのポイントを解説します。

面接の具体的な質問の流れ

面接で質問される基本的な5つのカテゴリ

基本的に、面接での質問は以下の5つのカテゴリに分類されます。質問の流れは多少前後するものの、多くの場合以下に示した順番で進むことが多い傾向にあります。この流れを理解して面接対策を立てましょう。

  1. 自己紹介や自己PR:人物面や性格の把握
  2. 志望動機:仕事に対する姿勢、企業の情報収集をしているか、モチベーションの確認
  3. 転職理由(退職理由):以前の会社での状況や組織に馴染めそうかの確認
  4. 活かせるスキル・経験やこれまでの仕事の実績:希望職種とスキルのマッチング、ポートフォリオの確認
  5. 面接官への質問(逆質問)

以下ではそれぞれのカテゴリ別に面接でよく聞かれる質問例を挙げていきます。

面接でよくある質問例と受け答えのポイント

自己紹介や自己PR

ポイント

この質問では、人柄や性格を見ますが、デザイン職やエンジニア職といったクリエイティブな職種では、とくにその人が持っている専門性やスキルが確認されます。

ポートフォリオでもどの程度のスキルがあるか証明できますが、ここでは組織で働くうえで会社にどの程度貢献できるのかを軸に話すことがポイントです。

守秘義務を守る範囲で、チーフやディレクターなど、前職でどのようなポジションにつき、どのような内容の仕事を行ったか説明しましょう。そして賞やコンペ、売り上げなどの成果・実績を提示できるのが理想です。加えて、仕事をしてきた経験をふまえ、どのようなことに気をつけて業務に取り組んでいるか伝えられると印象に残りやすくなります。

「あなたの長所と短所を教えてください」

同じく人柄や性格を見る質問です。伝えるときのポイントとしては、応募した仕事内容に合わせたアピールをすること、そして主観ではなく客観的に伝えることです。

その際、顧客や職場の人から「こう評価された」、「以前、こんな出来事で職場の人から褒められた」といった意見を織り交ぜられると説得力が増します。とりわけクリエイターの分野では個人の創造性やスキルばかりに目が行きがちです。しかし、企業で働くとなれば、納期に向けてチームで働くことがほとんどです。

クライアントとのやり取りや工程管理、納期を守るといった責任感や協調性も必要な場面が出てくるので、そういった点をアピールできると大きな強みになります。

志望動機

「なぜ当社に応募したのですか」

仕事に対する態度、モチベーションを確認する質問です。どこに魅力を感じたか具体的に説明することがポイントとなります。Webや新聞から集められる情報を集め、その企業が運営する店舗に直接足を運び商品を使ってみる、あるいはサービスを使ってみることで話の具体性も上がります。

さらにサービスを使ってみたうえで自分ならではの作品を制作し、ポートフォリオに入れるのも効果的です。

「当社の商品・サービスについてどう思いますか」

応募した会社で本当に働きたいのか、本気度と業務への取り組み姿勢が見られる質問で、メインとなる商品や強みを事前に把握しておくことが大切です。

企業研究において、会社の基本情報はもちろん、事業内容と今後の方向性を調べることでメイン商品と今後の新規事業を把握し、競合他社との比較でメイン商品の強みや弱点を分析しておきましょう。企業研究で分析したことをふまえてポートフォリオを作り、面接で説明できるとベストです。

転職理由(退職理由)

「なぜ前の会社を辞めたのですか(転職しようと思ったのか)」

この質問では、ネガティブな理由で退職や転職をしようとしていないかを見ています。組織に馴染めるかどうか、職場の雰囲気を乱す恐れはないかなど、前の会社の辞め方を気にする会社は案外多いものです。

クリエイティブな業界はとくに個々人の創造性や個性が重視されがちですが、企業組織で働く以上は協調性が必要とされます。前の職場の悪口を語るのはもってのほかで、前向きにステップアップするための転職であることを伝えましょう。

活かせるスキル・経験やこれまでの仕事の実績

応募者のイメージと実際の仕事内容にズレがないか、将来的なキャリアプランを描けているかを確認する質問です。やりたいことを一方的に伝えるのではなくて、業務内容を理解した上でどんな貢献ができるかを伝えることがポイントとなります。

長期的なビジョンを伝えることで、無計画な転職ではないことを理解してもらえます。「御社で勉強させていただきます」といった回答は、場合によっては受け身にとられるので、極力言い回しには注意したほうがよいでしょう。

また、スキルを確認できるポートフォリオは毎回同じ内容のものを送付するのではなく、企業によってデザインやテイストを合わせて差し替える必要がありますその会社が得意とするジャンルやデザインに寄せた作品を前半に持ってくるようにして、後半は自分のスキルのレベルが分かる作品をできるだけ幅広いジャンルでバランスよく配置しましょう。

事前の自己分析と企業研究が面接対策につながる

面接の質問にどれだけ的確に答えられるかは、事前の自己分析と企業研究をどれだけ掘り下げたかに左右されます。職活動においても企業研究は重要なので、くれぐれも準備を怠らないようにしたいところです。

また、どのような質問に対しても1分以内で話すことが理想です。完成度が上がれば本番でも緊張しにくいものです。実際に何度も声に出して練習してみましょう。

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