競合他社アプリの調査・分析に必要な「チェック項目」と無料ツール3選

    
2013/08/08
    

top3 世に出てるアプリはノウハウの宝庫。競合調査は必須ですが、調査項目が何となくの方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、サイバーエージェント子会社で、My365などのアプリを出したシロクの向山さんに、実際に使っていた調査・分析項目をまとめて頂きました。調査時に使える無料ツール3選付きです。

最低限知っておきたいものばかりなので、既にアプリ公開済みの方もチェックしてみて下さい。

【1】規模感を調査するためのチェック項目

競合アプリを見つけたらその規模感を知りましょう。以下、規模感のチェック項目です。




ダウンロード数

アプリのダウンロード数を調べましょう。iPhoneアプリはXYOというツールで、AndroidアプリはGoogleplayでおおよそのダウンロード数を見れます。

【使える無料ツール】競合アプリのダウンロード数を調べられる『XYO』
競合のiPhoneアプリのダウンロード数調査には、XYOというツールが使えます。トップセールスに入るような課金があるアプリは誤差が大きいので、あまり参考になりません。
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アクティブユーザー数

アプリのアクティブユーザー数を調べます。AppMtrというツールを使うとDAU、MAUが分かるので便利。Facebookと連動しているアプリが調査対象ですが、今ではFacebook連携アプリは多いので重宝します。また、イベントが行われているアプリでは、イベントの参加人数や順位でざっくりとしたアクティブユーザー数が分かります。

【使える無料ツール】アクティブユーザー数を調べられる『AppMtr』
アクティブユーザー数の調査には、AppMtrというツールが使えます。
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【2】ユーザー獲得方法を調査するためのチェック項目

規模感が分かった後は、競合アプリがどうユーザーを獲得しているかを調べていきます。




アプリ名

多くのアプリデベロッパーは、アプリ名に検索で一番流入を期待しているキーワードを入れています。まずはそれをメモ。使えるワードは自分のアプリのキーワードや説明文に使い、アプリストアでの導線を作りましょう。




説明文

アプリストアでの説明文の中で何度も繰り返しているワードは、検索でユーザーをとりたいキーワードなのでメモ。またダウンロード数やユーザー数を載せていることもあります。




ランキング推移

ランキング推移をチェック。大幅に順位が上がっている時は、リワード広告などを出稿している可能性があります。リワード広告を出していない場合は、何か特別な集客手段を行なっていないか調べます。

【使える無料ツール】ランキング推移を見れる『AppAnnie』
AppAnnieというツールの最新情報をチェック。指定したアプリのランキング推移が見れます。
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広告の出稿有無、クリエイティブ

AppStoreの無料ランキング上位に位置しているカジュアルゲームのバナー広告を見ていると、アドネットワークに出稿しているアプリが分かります。その際、どのようなコピーやクリエイティブでバナーを出しているかチェックしましょう。

【3】新機能、運用方法を調査するためのチェック項目

競合他社アプリの機能改善や運用方法もチェック。実際にチェックしてみると、自社アプリでも参考になる事が一杯です。




AppStoreのアップデート文言

どのような新機能や改善を加えたかが書いてあることがあります。




プッシュ通知の文言

57-2どのような文言でユーザーの再起をはかっているかチェックすることで、その時行なっている施策が分かります。




メルマガの文章

58-2メールアドレスやFacebookで登録すると、メールを送ってくるサービスがあります。その際どういうコンテンツで、ユーザーの呼び戻しを 促しているか見てみましょう。




昔と最新のデザイン

有名なアプリであれば、アップデートのバージョンが出た日をAppAnnieで確認し、その日前後を期間指定でGoogle画像検索してみましょう。どう変化しているか分かります。Before・Afterを見ることで、競合他社が考える「響くデザイン」の勘所が分かります。
after



ソーシャルメディアアカウント

公式Twitter、FBページ、ブログなどの更新情報は常にチェックしましょう。そのアプリの中の人のTwitterアカウントを見つけ、そのツイート内容をチェックしましょう。フォローしておけば良い情報を手に入れられる場合があります。

公式Twitter、Facebookページ
ブログ
運営企業の中の人のTwitter、Facebookアカウント

【4】ユーザーの声を調査するためのチェック項目

徹底的に自分でやり込むのはベースとしてやりながら、それ以外にも以下をチェックしていきましょう。




AppStoreのレビュー

60-2AppStore、Google Playのレビューには一般ユーザーの要望がつまっています。何が高評価/低評価につながっているか確認しましょう。




アプリに詳しくない友人の声

ターゲットとなる周りの人を探して、感じたことを喋りながら使ってもらってください。ここが面倒くさい、気持ちいいなど言ってもらって、 離脱ポイントやハマるポイントを探りましょう。




エゴサーチ

Twitterで競合アプリ名で検索して、ユーザーの反応をチェック。

【5】マネタイズに関する調査チェック項目

マネタイズの方法や状況について調べましょう。




マネタイズポイント

ユーザーからの課金、アドネットワークやリワード広告など、どこからお金を生み出しているかを見ます。




プレスリリースやインタビュー記事

売上を公開していることはなかなかありませんが、toBサービスだとクライアント数など載せていることもあるので、ざっくりとした試算はできます。




媒体資料

大きいメディアはWEB上に媒体資料を公開しています。価格を公開していることもあるので、ダウンロードしてみてください。




IR資料

こちらも大きいサービスを運営している企業に限定されますが、ある程度の売上が分かるので、年に4回ある決算資料は確実に見ておきましょう。

最後に

AppAnnieは知っていても、XYOやAppMtrはご存知ない方も多かったのではないでしょうか。チェック項目も最低限知っておきたいものばかりですので、ぜひ実務でお使い頂けたらと思います!


(執筆:株式会社シロク取締役 向山雄登、編集:井出)

■執筆者ご紹介
株式会社シロク 取締役 向山雄登さん
prof130株式会社シロクで、写真日記アプリ「My365」のディレクターをしています。8/7に新サービス「GrowthPush」をリリース。プッシュ通知のセグメント配信や解析ができ、ユーザーの継続率を向上させる、アプリ開発者向けツールです。詳しくは(https://growthpush.com/)をご覧ください。

・Blog「GrowthApp」 http://growthapp.jp/
・Facebook http://www.facebook.com/yutomukoyama

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