Googleドライブのデフォルトアプリ「スプレッドシート」。Excelのオンライン版みたいな感じで、複数人同時閲覧&編集可能とあって確かに便利なんですが『いまいち使いづらい』と感じている方も多いのでは?
今回はその悩みをちょっと解決してくれるかもしれない裏ワザ&テクニックをご紹介!ぜひぜひお試しください。
スプレッドシートに好きなフォントを適用する方法
- Excelでフォント指定まで含めて資料を作成する
- スプレッドシート画面上で「ファイル>インポート」を選択
- フォント情報もまるっとインポートしてくれるので、好きなフォントを利用可能に。
プルダウンリストには追加したフォントが反映されないので、新しいシートやセルに好みのフォントを適用したい場合はセルをコピーして「特殊貼り付け>書式のみ貼り付け」を利用します。
スプレッドシートの内容を暗号化する方法
- 「暗号化シートテンプレート」をクリックし、暗号化対応シートを作成
※このリンクはブックマークバーに入れておくと便利です- メニュー「[Protect File>initialize」で暗号化スクリプトを実行
- メニュー「Protect File>Encrypt File」を実行し、ファイルにパスワードを設定
※暗号化を解除する際には「Protect File>Decrypt File」を実行すればOKです
参照:How to Password Protect a Document in Google Drive.
条件付き書式の使い方&活用法
- 特定のセルを選択し「右クリック>条件付き書式」を実行
- 各種の条件を設定し、条件詳細とテキスト・背景色を設定
『次より大きい/小さい』などの条件を使えばアクセス解析時レポートなどで目標値より小さければ自動で赤字表記。みたいな感じで装飾を自動化できますし、『日付+期日指定』を合わせて使って期日が近いものを赤字でアラートさせる。なんて使い方もイケちゃいます。
スプレッドシートで使えるショートカット
Google スプレッドシートのキーボード ショートカット一覧
※拡張機能などのショートカットとバッティングすると上手く動かなかったりするので、邪魔なら拡張機能側のショートカットを無視するよう設定しておくのもアリです。
スプレッドーシート内で言語翻訳をする方法
- 言語コード一覧をとりあえず参照
- 以下関数を使って翻訳対象語句と言語を指定
=GoogleTranslate("変換するテキスト", "翻訳前の言語","翻訳後の言語")
- 任意での相互翻訳が可能になります
例:株価自動取得の方法
- シートを新しく作成
- Yahoo!ファイナンスの提供しているImportXML関数を使って株価とドル/円 数値を出してみる
- 株価を自動取得する関数
=ImportXML("http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/history/?code=証券コード","//td[@class='stoksPrice']")
- ドル/円 の値を取得する関数
=ImportXML("http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/history/?code=USDJPY=X","//td[@class='stoksPrice']")
※APIの仕様さえ理解すれば色々なデータの組み合わせが可能。これでPHPが分からなくても色々作れる!かも知れません。
=IMPORTHTML(URL, クエリ, 指数)
=GOOGLECLOCK()
=UNIQUE(範囲開始セル:範囲終了セル)
=SPARKLINE(データ, オプション)
全関数一覧:Google スプレッドシートの関数リスト
【あわせて読みたい!】
意外と知らない!Google Driveで仕事を加速する使い方&ツールまとめ
【最新版】Googleウェブマスターツール完全マニュアル