「ユーザー獲得数を増やしたい」「コンバージョン率を上げたい」そんな時は、一から施策を考えるよりも、他のサイトで上手く行っている事例を参考にさせて貰うのも手です。
今回の記事では、Webサービスからスマホアプリまで、幅広く使えるサイト改善テクニックが詰まったスライド・記事たちをご紹介します。全部で80個以上の改善テクニックが掲載されています。ぜひ皆さんのサイトでも参考に実践してみて下さい!
【1】45万回のアイコンABテストにみる、ダウンロードされやすいアイコンの特徴
App StoreやGoogle Playに並ぶアイコン、「なんとなく」で決めてませんか?このスライドを作った
メタップスさんでは、
アイコンのA/Bテストができるサービスを提供していて、それを使って検証されたアイコンの実例が、数字付きで7個紹介されています。
「bokete」の事例ではアイコンを変えただけで、
CVRが「1.61%」から「8.16%」に伸びています。実例はぜひスライドを見てみて下さい。
【2】有名サイトのGrowth hackテクニック色々?facebook、twitterなど?
このスライドでは、
nanapiの原田さんが、Quora・Twitter・Facebook・Huffington post・Dropboxといった
海外の著名企業が実践しているサイト改善のテクニックを、ひたすら紹介してくれています。その数、なんと
47個!
「サインアップ」「新規ユーザーのアクティブ化」「リテンション」など、ラベル付きでカテゴライズして施策を紹介してくれているのでとても見やすいです。
【3】スマホアプリとグロースハック
DECOPICの松本さんがGrowth Hackers Conferenceで話したスライド。スマホアプリの「集客経路」の考察から、ストアでの「レビュー評価を上げる事の重要性」の証明など、アプリに関わる人に参考になる内容です。
また、ストアでの良いレビュー獲得の方法として、
「エラーを起こさないこと」「レビュー依頼すること」「要望をレビューで募る」などなど、明日からでも実践したい施策が多く紹介されています。
【4】nanapiが人力でやっている細かすぎるが効果的なグロースハック
nanapiのけんすうさんのセミナーで話した『nanapiのグロース戦略』についてまとめられた記事です。nanapiのKPIから、検索で集客するための様々なSEOハックが紹介されています。
また、記事後半のQ&Aでは、以下のような疑問に対する、けんすうさんの独自理論が解説されているので、そちらも必見です。
- Q:いままで他にどんなKPIを試してきた?課題は?
- Q:SEO施策のなかで、階層を深くしたことで起きたデメリットは?
- Q:記事獲得の初期で気をつけたことは?
【5】Dropboxのユーザー数を1.7億人に押し上げた7つのグロースハック
iQONを運営する
VASILYさんが書いた記事。Dropboxの事例をピックアップし、会員登録前から
画面ごとに隠れている「グロースハック技」を紹介してくれています。
「4、メールアドレスの確認をしなくても始められるようにする」など、ごもっとも事例が一杯です。
【6】ユーザー獲得のためのグロースハック事例20個
My365を運営する
シロクさんのグロースハック事例集の記事。スマホアプリのグロースハックに絞って、「登録率を上げるテクニック」「SNSで開かれた時にアプリインストールに繋げる動線づくり」など、20個の事例を紹介しています。
【7】A/Bテストの生事例 蔵出し14パターン一気紹介
VOYAGE GROUPさんの
UIO戦略室がWeb担当者Forumで書いた記事。14個のA/Bテスト結果を紹介してくれています。
例えば、ある商品の紹介ページから、ECサイトの当該商品ページへ誘導する場合、ボタンの文言は
「ショップで購入する」「ショップへ」「詳細」「購入」のうちどれが効果が高いか分かりますでしょうか?
結果は、
「ショップへ」が
CTR46.5%向上と最も高い効果を生み出したようです。この記事では、こういったA/Bテストの事例が数字付きで豊富に紹介されています。
【8】元Facebookのグロースハッカーが明かす!「ユーザー獲得」成功と失敗の変遷
FacebookやQuoraでグロースハッカーとして活躍していた、Andrew氏のセミナー内容をまとめた記事です。Find Job ! Startupで記事化していました。
「小さな改善を積み重ね、同時にサービスの負債を減らしていけば、サービスの成長は加速していく」という考え方のもと、FacebookやTwitterで行ってきた試行錯誤の数々を紹介しています。
最後に
今回の記事は参考になりましたでしょうか?特にBefore・Afterが紹介されている記事や、A/Bテストの結果が数字付きで出ている記事は参考になりますよね!
(執筆/編集:井出)