イメージが9割!?企業ロゴに使うべき印象別カラーリスト!

    
2017/05/10
    

TOP_企業ロゴ_1
「新しく設立する会社のロゴの色やコーポレートカラーを決めかねている」「クールで最先端感のあるイメージにしたいが、どの色を使えばいいか分からない」…そんな悩み、ありませんか?

そこで今日は、色が人間に与える印象について、色彩心理学に基づいてご説明します。(人によって、受けるイメージに多少の差があります)
自社のロゴやコーポレートカラーを決める際の参考にしていただけましたら幸いです。

インデックス

 

1.色が人間に与える印象

各色が人間に与える心理効果やプラスイメージ、マイナスイメージ、連想するアイテム、相性のいい色について、実際のロゴを例に詳しく見ていきましょう。

red
視覚的に訴える力が一番強い色だと言われています。その分、人に与える印象も鮮烈です。炎を連想させる色でもあるので、「赤い壁の部屋に入ると、体感温度が上がる」という実験結果が報告されています。

口紅などの女性向け商品やお祝いの品、エネルギーを表す商品、バーゲンセールの広告などに、特によく使用されています。バーゲンセールのポスターやタグに赤を入れるかどうかで、「売上が20%変わる」とも言われています。
日本企業において、一番ロゴとして使用されることの多い色です。なお、欧米では警戒色になります。

 

■ロゴ例

red_logo
 

■心理効果

興奮させる、闘争心を沸き立たせる、温かみを感じる、目を引く、苛立たせる

 

■プラスのイメージ

情熱、興奮、熱狂、挑戦、元気、明るい、力強い、生命、エネルギッシュ、鮮烈、闘争心、祝い事、長寿、暖かい

 

■マイナスのイメージ

怒り、危険、警戒、威嚇、暴力的、爆発、派手、辛い

 

■連想するアイテム

太陽、炎(火)、火事、血、バラ、口紅、イチゴ、りんご、さくらんぼ、香辛料、鬼、金魚、闘牛、フラメンコ、幕、消防車、ポスト、鳥居、ランドセル、バーゲンセール

 

■相性のよい色

白、黒、グレー、ベージュ、カーキ、緑、紺

blue
鎮静効果を与える色だと言われています。実際に、「青い壁に部屋に入ると、体温や心拍数が下がった」「街頭を青にすると犯罪が減少した」との報告もあります。海や空の色でもあるので、広大で開放感のあるイメージも持っています。

爽やかさやクリーンさ、安心感のある落ち着いたイメージを与えることから、世界的に、ロゴとして使われることが一番多い色です。なお、統計によると、青は日本人の一番好きな色だそうです。

 

■ロゴ例

blue_logo
 

■心理効果

鎮静、闘争心を鎮める、集中力を高める、食欲抑制、睡眠の促進、リラックスさせる、清涼感を与える、冷たさを感じる

 

■プラスのイメージ

知的、クール、かっこいい、ストイック、謙虚、神秘的、品がある、清らか、クリーン、純粋、慎重、信頼感、誠実、公平、広い、開放感、包み込む、忠実、安息、清涼感、許可、平和、眠り、若さ

 

■マイナスのイメージ

寂しさ、悲しみ、孤独、不安、冷たい、病、保守的、絶望

 

■連想するアイテム

水、海、空、氷、雨、ガスの炎、信号機、男性、プール、かき氷、地球、青の洞窟、サファイヤ、ラピスラズリ、瓶、スライム、サッカー日本代表のユニフォーム、青色発光ダイオード、ブルーマン、青い鳥

 

■相性のよい色

白、黒、グレー、黄、ピンク

yellow
有彩色の中で一番明るく、視覚に訴える力の強い色です。周囲の明るさに関係なく認識できるため、「危険を知らせる色」としても知られています。特に、黄色と黒の組み合わせが目立つため、道路標識や工事現場、踏切などで使用されています。

日本では、明るく、希望のあるイメージがあることから、活動的なイメージを持たせたい企業でよく使用されます。一方、欧米では、イエス・キリストを裏切ったユダの衣装が黄色だった伝承から、「裏切り」「嫉妬」などマイナスイメージを持たれることもあるので、注意が必要です。

 

■ロゴ例

yellow_logo
 

■心理効果

気分が明るくなる、活動的になる、注意を促す、判断力が上がる、緊張を和らげる、注目させる、活力が湧いてくる、アイディアを思いつく

 

■プラスのイメージ

明るい、華やか、天真爛漫、無邪気、陽気、軽快、ポジティブ、楽しさ、喜び、活発、素直、純粋、幸福、幸運、希望、フレンドリー、ユーモアさ、躍動感、幼い

 

■マイナスのイメージ

危険、緊張、軽率、イライラ、落ち着きがない、無神経、浪費、奇抜、批判的、神経質、独善的

 

■連想するアイテム

太陽、ひまわり、光、雷、信号機、金、金貨、レモン、カレー、バナナ、マンゴー、とうもろこし、プリン、イチョウ、卵の黄身、カロリーメイト、道路標識、ヘルメット、イエローカード、ひよこ、キリン、イエローキャブ、点字ブロック、追い越し禁止の中央線、ピカチュウ

 

■相性のいい色

白、黒、グレー、オレンジ、緑、青、紫

green
中間色なので、どの色ともバランスよく調和することができます。安心感や安らぎを与えてくれる癒やしの色でもあります。

薬局や衛生商品を扱う企業、飲食店、リラクゼーション系など、消費者に安らいだイメージを与えたい場合によく使用されます。緑の語源は、日本では「瑞々しさ」、英語圏では「grow(育つ)」や「grass(草)」だと言われており、いずれにしても「新鮮さ」のイメージを持っています。イスラム教では、神聖な色とされています。

 

■ロゴ例

green_logo
 

■心理効果

リラックスさせる、身体と心のバランスを整える、身体と心の緊張を和らげる、鎮静、集中力を高める、目を休める、ストレス軽減

 

■プラスのイメージ

穏やか、癒やし、健康、休息、平和、安全、安息、爽やか、生命力、成長、再生、新鮮、若さ、エコ、環境に優しい、自然、安眠、努力、粘り強い、豊穣、永続性

 

■マイナスのイメージ

苦い、青臭い、未熟、地味、暗い、保守的、重い、優柔不断、事なかれ主義

 

■連想するアイテム

森林、草、クローバー、ミント、山、公園、カエル、イモムシ、カメ、わかめ、メロン、ほうれん草、緑茶、信号機、エメラルド

 

■相性のいい色

白、黒、グレー、茶色、ベージュ、黄色、赤、ピンク、紺色

オレンジ(橙色)

orange
赤と黄色の中間色で、温かみのある陽気なイメージを与える万人受けする色です。ビタミンカラーとも呼ばれます。デザイナーの間では「配色に困ったらオレンジ」と言われている程、汎用性の高い色です。

人の心を開かせ、コミュニケーションを活発にしてくれる効果があると言われています。そのため、エンタメ系やキャリア系など、人との繋がりを重視したサービスを提供する企業に使われることが多いです。海外では、欧米やオセアニア各国が特に好む色だと言われています。

 

■ロゴ例

orange_logo
 

■心理効果

陽気な気持ちになる、親しみを感じる、温かさを感じる、緊張を和らげる、活力を感じる、食欲を促進する、仲間意識を持たせる

 

■プラスのイメージ

暖かい、温もり、親しみやすい、美味しそう、挑戦、エネルギッシュ、元気、陽気、賑やか、喜び、健康、家庭的、幸福、カジュアル、開かれている、ノリがいい、親切

 

■マイナスのイメージ

自惚れ、くどい、安っぽい、見栄っ張り、おせっかい、目立ちたがり屋

 

■連想するアイテム

太陽、炎、暖炉、夕日、紅葉、マリーゴールド、オレンジ、みかん、柿、マンゴー、かぼちゃ、にんじん、ハロウィン、レンガ、室内灯、読売ジャイアンツ、エアーズロック

 

■相性のいい色

白、黒、グレー、赤、黄色、ベージュ、茶色、紺

ピンク

pink
赤に白が混ざった色合いなので、赤と同じく目を引きやすい色です。女性的なイメージが強く、母性や安らぎを感じさせる色であると共に、味覚の甘みを刺激する色でもあります。

女性的な商品やお菓子によく使用されています。色味がきつくなると、アダルトなイメージや下品なイメージを与えてしまうので注意が必要です。一方、欧米では、赤ちゃんや幼児の肌の色を連想させる親しみやすい色だとされています。

 

■ロゴ例

pink_logo
 

■心理効果

幸福を感じる、愛しい気持ちになる、安らぎを覚える、緊張を和らげる、血行が良くなる、女性ホルモンの分泌を促す

 

■プラスのイメージ

女性的、可愛らしい、可憐、華やか、優しい、甘い、恋、愛情、エレガント、美しい、まろやか、繊細、若さ、美容に効果がある、感謝

 

■マイナスのイメージ

性的、妖しい、派手、下品、いやらしい、媚びる、ぶりっ子、か弱い、甘え

 

■連想するアイテム

女性、ハート型、春、桜、梅、バラ、ハイビスカス、コスモス、リボン、アイドル、ヒロイン、口紅、チーク、デート、イチゴ、たらこ、フラミンゴ、ネオン、マイメロディ

 

■相性のいい色

白、黒、グレー、ベージュ、青、紺、緑、カーキ

perplue
純色のひとつで、赤と青が混ざり合った色です。他の色以上に、見る人によって受ける印象が大きく変わる色でもあります。

高貴かつ神秘的なイメージがあるため、女性向けの化粧品やファッション、デザイン、音楽、演劇などの芸術系分野の企業で採用されることが多いです。日本では、古くから、身分の高い人間が身につける高貴な色とされており、その影響から、「高貴、上品」なイメージがあります。一方、海外では、「不気味」「気持ち悪い」「下品」などマイナスイメージを持つ人が多いとされています。

 

■ロゴ例

puple_logo
 

■心理効果

感受性が豊かになる、感覚が鋭くなる、直感が鋭くなる、睡眠を促進する、身体の回復機能を高める

 

■プラスのイメージ

神秘的、神聖、不思議、高貴、高級、上品、美しい、優雅、華麗、魅力的、感性がするどい、繊細、芸術、古風、知的、中性的、思慮深い

 

■マイナスのイメージ

不気味、気持ち悪い、毒々しい、不吉、下品、不安定、プライドが高い、孤独、意地悪、欲求不満、欲望、二面性がある、複雑、理解しがたい、近寄りがたい

 

■連想するアイテム

大人の女性、占い師、魔法使い、芭蕉、アサガオ、アジサイ、すみれ、藤、ぶどう、ブルーベリー、紅芋、さつまいも、紫キャベツ、オオムラサキ、アメジスト、紫水晶、袱紗、京都

 

■相性のいい色

黒、白、グレー、紺、ピンク、黄色、青

グレー

grey
白と黒の中間色で、無彩色に分類されます。どの色にも馴染むため、柔軟性の高い色と言えます。メインカラーではなく、ベースカラーとして使用すると全体が安定します。

上品で落ち着いたイメージがあるため、教育系や士業系の企業、または自動車や時計などの高額商品のロゴに採用されやすい傾向にあります。ナチュラルで調和感のとれた印象を与えるため、日本では特に人気のある色です。海外においても、日本と同様のイメージです。

 

■ロゴ例

grey_logo
 

■心理効果

気持ちを落ち着かせる、忍耐がつく、現実を受け入れやすくする、信頼感を持たせる、警戒心を和らげる、もやもやした気分にさせる

 

■プラスのイメージ

上品、高級感、クール、お洒落、都会的、洗練されている、穏やか、調和が取れている、信頼感、安定感、知的、大人、

 

■マイナスのイメージ

暗い、陰気、憂鬱、曖昧、不安、寂しい、悲しい、無気力、地味、不透明、薄い、不味そう、目立ちたくない、疲労感、徒労感、幻

 

■連想するアイテム

曇り、雲、煙、灰、砂、冬、コンクリート、ビル、銀、金属、ハト、ねずみ、ロシアンブルー、狼、ゾウ、サイ、トレーナー

 

■相性のいい色

黒、白、青、赤、黄色、ピンク、紺

white
無彩色かつ膨張色で、光を最も反射する明るい色です。柔軟性が高く、どんな色でも合わせることができます。

日本では、清廉なイメージから、企業ロゴとしても人気のある色です。英語圏においても、善意や純粋などのプラスのイメージがあります。一方で、欧米では、負けを認めるイメージ、東アジアでは、葬式や死のイメージなど、マイナスのイメージがあるので注意が必要です。

 

■ロゴ例

white_logo

■心理効果

気分を一新させる、爽快感がある、気分を明るくする、前向きになる、軽く感じる、汚してはいけない忌避感を感じる、呼吸が楽になる

 

■プラスのイメージ

清潔感、透明感、信頼できる、純粋、神聖、まっさら、汚れていない、潔白、高潔、浄化、広い、軽い、明るい、美しい、厳しい、新しい、善、平和、穏やか、無垢、素直、祝福、シンプル、理想

 

■マイナスのイメージ

無、無気力、薄情、頑固、燃え尽きる、潔癖、寒さ、冷たさ、味気ない、儚さ、頼りなさ

 

■連想するアイテム

雪、雲、冬、羽根、天使、神、牛乳、豆腐、白衣、医者、看護師、病院、うさぎ、少女、ワンピース、結婚式、ウェディングドレス、花嫁、天国、宗教、真珠

 

■相性のいい色

どんな色でも可

black
無彩色で、光をすべて吸収する色です。そのため、他の色に比べて、重く、暗いイメージを与えます。

強さや威厳、重厚さを感じさせるので、落ち着いたイメージや高級感を出したい企業に人気です。欧米では、高価さや優雅さのイメージが強いですが、日本や東アジアなどでは、死や闇などのマイナスイメージがあるので、注意が必要です。

 

■ロゴ例

black_logo
 

■心理効果

圧力を感じる、高級感がある、気分が暗くなる、後ろ向きになる、終わりを感じさせる、重さを感じさせる、神聖さを感じさせる、神秘性を感じさせる

 

■プラスのイメージ

高級感、威厳、重厚、クール、スタイリッシュ、シンプル、上品、真面目、上質感、神秘的、絶対感、強さ、中世、力がある、大人っぽい、無限の可能性

 

■マイナスのイメージ

暗い、陰気、寂しい、不安、冷酷、拒絶、孤独、恐怖、闇がある、不気味、沈黙、絶望感、終わり、閉塞感

 

■連想するアイテム

宇宙、ブラックホール、夜、夜空、影、未知、権力者、男性、大人、スーツ、黒髪、喪服、葬式、備長炭、墨、書道、オニキス、コーヒー、ヒジキ、カラス、黒猫、黒出目金、黒豹、黒揚羽、タイヤ、悪魔

 

■相性のいい色

どんな色でも可(※どの色でも黒が目立つ)

2.印象別オススメ配色例

ロゴに使う色の数は、3色までが理想的です。それ以上になると、色がごちゃごちゃして見えてしまい、かえって視認性が悪くなってしまいます。

また、彩度の高すぎる色はワンポイントだといいのですが、面積が広くなると、パソコン画面で見た時にちらつき、目に痛い印象を与えてしまいます。配色だけでなく、彩度にも十分注意を払いましょう。

ベースカラーを選ぶだけで、自動でそれに合う色を選んでくれるWebサイトもありますので、是非ロゴを制作する際の参考にしてみてください。

■配色の見本帳
http://ironodata.info/

最先端・クール・知的なイメージを与える配色(一例)

cool1 cool2 cool3
 

明るさ・知的なイメージを与える配色(一例)

pop2 pop3 pop4
 

明るさ・活発・美味しそうなイメージを与える配色(一例)

hot1 hot2hot3
 

シック・高級なイメージを与える配色(一例)

sty1 sty2 sty3
 

穏やかさ・癒やしのイメージを与える配色(一例)

healing1 healing2healing3

最後に

いかがでしたでしょうか。

ロゴやコーポレートカラーに使用する色によって、消費者に与えるイメージは大きく変わってきます。製品や店舗だけでなく、企業ホームページやチラシなど、様々な場面で消費者の目に触れるものなので、打ち出したい企業イメージや商品イメージに合せ、慎重に色を選びましょう。

(執筆・編集 マツイ)

 

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