デザイナー不在でも!超カンタン!初心者でも使えるPhotoshopテクニック!画像の切り抜き&付け足し編

    
2017/03/08
    

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はじめに

初心者でも使えるPhotoshop(フォトショップ)テクニック!第2回目は、バナーやTOP画像などの作成でよく使う「画像の切り抜き」と「付け足し」の方法(トリミング方法)についてご説明します。

これができれば、作れる画像素材の幅がぐっと広がりますので、是非チェックしてみてください!

※今回使用するソフトは、Windows版Adobe Photoshop CC 2015です。CC以前のバージョンとは、使い方が大きく異なることがありますので、ご了承ください。

 

画像の切り抜き(トリミング)

背景のある写真などの画像から、人物や動物、食材など、ある一部の対象物だけを切り抜きたい(トリミングしたい)、という場合に使えるテクニックになります。
切り抜くための方法は、画像の状態によって異なります。

 

1.人物の切り抜き

■単純な背景の場合 『チャンネル 』を使う
操作難易度:★★☆☆☆、仕上がりの綺麗さ:★★★☆☆、速さ:★★★☆☆


背景と切り抜きたい対象物のコントラスト差を利用したトリミング方法になります。
操作はとても簡単ですが、場合によっては、手作業で広範囲の塗りつぶしを行う必要があり、「境界線を調整」を行う場合よりも、若干時間がかかります。

また、背景と対象物のコントラストが弱いと綺麗に切り抜くことができませんので、注意が必要です。

それでは、以下の写真から、女性だけを切り抜いてみましょう!

base01
上のオプションバーから「ウィンドウ」→「チャンネル」を選択します。

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チャンネルパネルが表示されたら、「レッド」、「ブルー」、「イエロー」の中から、背景と対象物のコントラストが一番濃くなるチャンネルを選択します。
今回は「ブルー」を選択します。

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チャンネル(今回は「ブルー」)を選択した状態で、右クリック。チャンネルを複製します。

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複製したチャンネルに別名をつけ、OKをクリックします。

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新しいチャンネルが出来ました。

01_01
上のオプションバーから「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」を選択します。

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背景と対象物のコントラストに大きく差がつくよう、◯のついたスライダーを、画面向かって右側にスライドして調整します。調整できたら「OK」をクリックします。
※黒くなっている部分が切り抜かれます。

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色調補正だけではカバーしきれない部分は、手動で調整していきます。
左のツールパネルから「ブラシツール」を選択し。線画色を黒にします。対象物の範囲内で、黒色が薄い部分があれば手動で塗りつぶしていきます。黒くなっている部分については、再度塗りつぶす必要はありません。

今回は、服の白い部分を中心に黒で塗りつぶします。

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黒で塗りつぶしたら、◯で囲った点線マークをクリックします。黒く塗りつぶした対象物以外の範囲が指定されます(点線で囲われた状態になります)。

01_04
続いて、対象物以外の背景を削除します。
チャンネルの「RGB」をクリックします。
「レイヤーパネル」に戻り、画像のレイヤーをクリックします

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上のオプションバーから「編集」→「消去」を選択します。「Delete」キーを押しても削除することができます)
これにより、背景が削除されます。

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上のオプションバーから「範囲指定」→「選択を解除」をクリックすると、範囲指定の点線が消えます。

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こちらで完成です!
背景が消去され、対象物の女性だけが切り抜かれました。

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■複雑な背景の場合 『境界線を調整』を使う
操作難易度:★★★★☆、仕上がりの綺麗さ:★★★★★、速さ:★★★★☆

操作難易度は、コントラストを使う方法よりも上がりますが、髪の毛の細かい部分まで綺麗に切り抜くことができます。手動で行う作業も少ないため、切り抜きまでにかかる時間も短いです。背景が単色ではない場合、人物や動物など、細かい毛の流れがある対象物を切り抜く際にはこちらがオススメです!

それでは、以下の女性を切り抜いてみましょう!

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左のツールパネルから「なげなわツール」を選択し、対象物の周りをざっくり選択します。細かい箇所についてはのちほど調整します。どの選択ツールを選ぶかについては、対象の形によって変わってきます。

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対象物を選択したら、上のオプションバーから「境界線を調整」を選択します。

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出てきたダイアログボックスの「表示モード」で、「オーバーレイ」を選択します
ピンク色になっている部分が削除すべき背景部分になります。

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「エッジの検出」欄で、◯で囲った「スマート半径」にチェックを入れて、◯で囲った空欄に半径の値を入力します。
適切な半径のpx値は、画像によって異なりますので、色々試してみましょう。
今回は30pxにします。

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筆のマークをクリックし、「半径調整ツール」を選択します。

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ピンク色がついていない部分を塗るべく、輪郭線をなぞっていきます。マウスをドラッグして離すと、ピンク色で塗りつぶされます。

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細かい作業をするべく画像を拡大したい時は、ダイアログボックスの左上部にある「虫眼鏡マーク」をクリックし、「Alt」を押しながら画面をクリックします。

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色のついていない隙間を埋めるように、輪郭にそってなぞっていきます。

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すべてなぞったら、塗り残しがないかどうか確認するために、ダイアログボックスの「表示モード」の表示を「黒地」に変更します。

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塗り残した部分があれば、「半径調整ツール」をクリックして、再度なぞっていきます。

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すべてなぞり終えたら、「OK」をクリックします。

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切り抜く範囲が指定されました。
画像の上で、マウスを右クリックし、「選択範囲をコピーしたレイヤー」を選択します。

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対象物だけを切り抜いた状態のレイヤーが、元のレイヤーの上に作成されます。

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上のオプションバーから「範囲指定」→「選択を解除」をクリックすると、範囲指定の点線が消えます。

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これで完成です!
髪の毛の先まで綺麗に切り抜くことができました!

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2.物体の切り抜き

■形が単純で、背景とのコントラストがある場合 『自動選択ツール』を使う
操作難易度:★☆☆☆☆、仕上がりの綺麗さ:★★☆☆☆、速さ:★★★★☆


この切り抜き方法が使用できる画像はかなり限られますが、一番簡単かつ速い方法になります。

それでは、以下の花を切り抜いてみましょう!

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左のツールパネルの「クイック選択ツール」の上で右クリックし、「自動選択ツール」を選択します。

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対象物以外の背景部分をクリックします。自動で、背景が選択されました。

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上のオプションバーの「編集」→「消去」をクリックします。「Delete」キーを押しても削除することができます)

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上のオプションバーから「範囲指定」→「選択を解除」をクリックすると、範囲指定の点線が消えます。

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こちらで完成です!
背景が削除され、花だけが切り抜かれました。

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■形は単純だが、背景が単純ではない場合
 『多角形ツール』を使う
操作難易度:★★☆☆☆、仕上がりの綺麗さ:★★☆☆☆、速さ:★★☆☆☆

背景が複雑で、「自動選択ツール」だけではうまく対象物を指定できない場合に使用します。汎用性は高めですが、手作業になるので、多少時間がかかります。

それでは、以下のミルクピッチャーを切り抜いてみましょう!

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左のツールパネルの「なげなわツール」の上で右クリックし、「多角形選択ツール」を選択します。

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対象物の輪郭をなぞっていきます。
で囲われた所のように、離れた場所も一緒に指定する場合は、「Alt」を押しながら、始点をクリックします。

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上のオプションバーの「選択範囲」→「選択範囲を反転」をクリックして、対象物以外の切り抜きたい背景部分を指定した状態にします。

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上のオプションバーの「編集」→「消去」をクリックします。「Delete」キーを押しても削除することができます)

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上のオプションバーから「範囲指定」→「選択を解除」をクリックすると、範囲指定の点線が消えます。

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こちらで完成です!
背景が削除され、ミルクピッチャーだけが切り抜かれました。

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付け足し

画像素材の高さや幅が足りない場合に、背景が単純であれば付け足して増やす事ができます。コピー&ペーストを使うので、操作も簡単。是非マスターしましょう!

以下の画像の横幅を付け足してみましょう!

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まず、カンバスサイズを、付け足した後の幅に変更します。上のオプションバーから「イメージ」→「カンバスサイズ」を選択します。

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どのくらいカンバスサイズを広げるか、数値を入力します。今回は、単位をpixelにします。

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カンバスサイズの幅が大きくなりました。(で囲った箇所が増えている)

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ここから、付け足していきます。
左のツールパネルの「長方形選択ツール」を選択し、画像の端を適当な幅で指定します。

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選択範囲の上で右クリックし、「選択範囲をコピーしたレイヤー」を選択します。「レイヤー1」という別のレイヤーが出来ます。

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レイヤー1を選択した状態で「Ctrl+t」を押します。これでレイヤー内にあるオブジェクトを自由に動かすことができるようになります。

05_08
ただオブジェクトを動かして付け足しただけだと、で囲った箇所のように、画面に継ぎ目の線が入ってしまいます。

05_09
拡大すると、結構目立っていることが分かるかと思います。

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継ぎ目を目立たなくするために、横のツールパネルから「消しゴムツール」を選択し、上のオプションバーの◯で囲まれた部分をクリック。ダイアログボックスで、◯で囲った「硬さ」の値を0%にします。

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継ぎ目が入っていた箇所に、垂直にさっと消しゴムをかけます。消す範囲は、画像の端1mm程が消えるくらいで大丈夫です。

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レイヤー1を選択した状態で「Ctrl+t」を押し、消しゴムで消した箇所が見えなくなるまで、オブジェクトを左側に移動させます。継ぎ目の違和感がなくなりました。
このように、画像の一部を消しゴミで消したレイヤー1をコピーして、元画像に足していくことで、幅を増やすことができます。

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こちらで完成です!
両サイドに画像を付け足しましたが、継ぎ目も目立たず、違和感なく幅が増えています。

05_15
 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Photoshopは難しいという印象がある方もいらっしゃるかと思いますが、このように、意外と簡単に画像をトリミングすることができます。非デザイナーの方でも、画像の切り抜きや付け足しなどの基本的なトリミングができると、単純なバナーやコラージュ画像を作成することができるので、非常に便利です。

是非、色々試してみてください!

(執筆 / 編集 マツイ)

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