今回のエントリでは、これからRubyを勉強する人にオススメな書籍を9冊ご紹介します。
特に必読の3冊
1.たのしいRuby 第4版
定番の一冊。RubyistのためのRubyを教えてくれる本で、Ruby2.0にも対応しています。
- たのしいRuby 第4版
- 高橋征義・後藤裕蔵 著
- まつもとゆきひろ 監修
- ソフトバンククリエイティブ
- 2013/06/04発売
2.初めてのRuby
他言語でしっかりしたコードが書ける人にはオススメの1冊。
3.たのしい開発 スタートアップRuby
Rubyの入門書。「ムキムキのハッカー文化」にどっぷり浸からなくともRubyを楽しく書いたり、ソフトウェアを作ることができるのだと教えてくれる本です。
ステップアップする時に読みたい3冊
4.パーフェクトRuby
現場のRubyistが使うモダンなRubyが網羅的にわかる実践的な本です。
- パーフェクトRuby
- Rubyサポーターズ・すがわらまさのり・寺田玄太郎・三村益隆・近藤宇智朗・橋立友宏・関口亮一 著
- 技術評論社
- 2013/8/10発売
5.RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発 第4版
現実問題として、Railsの考え方をまるっきり無視していては今のRubyコミュニティやRubyのプラクティスを上手に理解できないように思います。Railsを押さえるために一冊は読みたい本。そして一冊ならこれがオススメです。
6.プログラミング言語Ruby
まつもとさん自身がRubyをどのように考えているのか記された貴重な1冊。
- プログラミング言語Ruby
- まつもとゆきひろ・DavidFlanagan 著
- 卜部昌平 監訳・監修
- 長尾高弘 訳
- オライリージャパン
- 2009/1/26発売
Rubyで一生食っていくための3冊
7.Rubyベストプラクティス -プロフェッショナルによるコードとテクニック
通称カニ本。硬派な本ですがRuby上級者への橋渡しとなってくれそうな知識が詰まっています。
8.メタプログラミングRuby
Rubyistのためのデザインパターンとも言える立ち位置の1冊。「クラスマクロ」「フックメソッド」といった、Rubyistが当たり前のように使っている言葉の意味が理解できるようになります。
9.なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎
Web系のエンジニアは、多くの場合、UNIX系の何かのシステムを触る確率が高いですし、UNIXの考え方がRubyに与えた影響は計り知れません。本書を通してそれを学んでみましょう。
おまけ.Rubyリファレンスマニュアル
本エントリを監修頂いた
@udzuraさんこと
近藤宇智朗さんが個人的に最もじっくり読んで参考になったRubyの日本語ドキュメントだそうです。一番気軽に読めて無料です。
Macの方はDashのDocsetもあって便利です!
リンク
オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby リファレンスマニュアル
秋の夜長、読書の季節。たまにはじっくり腰を据えて読書に励みましょう!それでは良いRubyライフを!
監修:近藤宇智朗
Rubyエンジニア。paperboy&co.技術基盤チーム所属。WEB+DB PRESSでRuby連載「一歩先行くRuby」を現在連載中。今月23日に、ペパボエンジニア中心になって『【就活生向け】WEBエンジニアのおしごと解剖祭』と『秋のエンジニアぶつかり稽古 2013』という勉強会をやります!ぜひ来てください。
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