メディアで取り上げられる度に話題になるニュースアプリ『Gunosy』。開発チームが東大生という事でも注目されていますね。
今回はそんなGunosyチームがiPhoneアプリ開発に使っているツールをご紹介します。アプリ解析の「Flurry」など、意外と知られていないけど便利なツールも一杯です。どのツールを使うか迷った時は、Gunosyチームのツールを参考にしてみてはいかがでしょうか?
以下より、各ツールごとにGunosyさんが「どういう用途で」「どこにメリットを感じているか」のコメント付きでご紹介します。
【1】Crashlytics(iOSのバグトラッキングツール)

社内デバッグでのバグの管理として使っています。発生したバグを手間無く管理できるところがいいですね。
【公式サイトURL】
http://try.crashlytics.com/
【2】Github(バージョン管理システム)

バージョン管理システムには、Githubと定番の使い方で利用してます。多くの人が使っているので安定感があります。
【公式サイトURL】
https://github.com/
【3】POP(アプリのプロトタイプデザイン)

ラフ案、しっかり握れていない状態では、紙でスピード優先で進めます。ある程度最終分に近くなったらPOPを利用して、細部をかためにいくような感じです。紙は早く、POPはキレイに作れる、というのがメリットですね。
【公式サイトURL】
https://popapp.in/
【4】Flurry(スマホアプリの解析)

メインは自社ツールを使っていますが、用途に応じてFlurryを使う場合もあります。
update状況や、利用端末動向を確認するという部分ではFlurryを組み合わせることも。Flurryは導入が楽で、無料で、端末ごとの分析、セッション時間の長さなど見れるのが重宝しています。
【公式サイトURL】
http://www.flurry.com/
【5】KAIZEN platform(A/Bテスト)

自社ツールとKAIZENプラットフォームを使っています。グロースハッカーが提案をあげて、良さそうなものを回し、結果があがった場合のみ採用というオペレーションを取っているため、とにかく手離れがよく、様々な提案を試せるという部分で次世代プラットフォームだなと思ってます。
KAIZENは先方にハンドリング含めてお願いし、社内工数を減らす形で利用しています。
【公式サイトURL】
http://kaizenplatform.in/
【6】サーチマン(ASO=アプリストア最適化)

週1回程度見てASO対応に使ってます。SDK等の導入が不要で安価に運用可能なのがメリットです。
【公式サイトURL】
https://searchman.com/
【7】App Annie(アプリのランキング調査)

ランキング推移を見ながらベンチマーク企業のDL数を算出してチェックしています。
【公式サイトURL】
http://www.appannie.com/
【8】F.O.X(スマホ広告の効果測定)

F.O.Xを導入して管理画面から計測しています。かなり広告費投下しているのでここはキモですね。
【公式サイトURL】
http://cyber-z.co.jp/#fox
【9】Twitter bot(アプリランキングの急上昇ウォッチ)

アプリのランキングは目視で見てます。ただ急上昇を感知してくれるbotがあるので、「この会社広告予算投下してるなー」と思いながら見ています。
【公式サイトURL】
https://twitter.com/AppStoreHit
最後に
ツールマニアな方以外は、どのツールを使うかの比較検討も面倒と感じてしまう方も多いはず。そんな時、まずはGunosyさんが使っているツールを真似して使うのもアリですね。
(取材協力
Gunosy竹谷さん、執筆/編集 井出)