Webで読みやすい文章は「決まりきったコツ」を押さえています。
文章を書く機会は、どの職業でも多いはず。でも思ったように、上手い文章が書けない事も多いのでは無いでしょうか。
今回ご紹介する記事を見れば、確実に読みやすい文章を書くコツが掴めます。ぜひ年末年始にかけて熟読してみて下さい!
もはやこれは殿堂入りの記事。読んだことがある人も多いはず。「文章の始まりは短く」や「PREP法」といった手法が紹介されています。
【PREP法】とは?
以下のように導入結論から先に書いていく手法のこと。詳細は記事をご覧ください。
1.POINT(導入結論):○○に関しての結論は○○
2.REASON(理由):なぜならば○○だから
3.EXAMPLE(具体例):具体的には○○
4.POINT(最終結論):よって○○の結論は○○となる
分かりにくい文章の原因分析を以下のように洗い出し、それを解決するためのライティング方針が色々と紹介されています。
【分かりにくい文章の特長】
(1)一つの文に多くの情報が詰め込まれている
(2)情報を与える順番がおかしい
(3)どの語がどの語を修飾しているか不明確である
(4)言葉のまとまりが捕らえにくい
バズる記事に定評のある『バズ部』の記事。プロ並みに文章を書くテクニックとして、以下の3つの方法論を紹介してくれています。
(1)反応率の高いタイトルの3つの型
(2)高い精読率を出す書き出しの5つの型
(3)三段論法を使って本文に説得力を持たせる
相手に伝わる文章の書き方として、
「ピラミッド構造を作る」や
「読み手の疑問に答える事を想像しながら書く」という手法が紹介されています。
CSS Niteでも良く登壇されてる(株)サイバーガーデンの益子さんの記事。分かりやすい文章のコツとして、
(1)一文を短く、(2)結論を最初に、(3)接続詞を少なくといったポイントが紹介されています。
文章は、「主張」「根拠」「再主張」の3部構成であると紹介し、それぞれのテンプレートを穴埋め形式で使えるように紹介してくれています。
【記事中で紹介されている穴埋めテンプレート】
1 |
主張 |
私は(______)の(______)について(______)と考えます。 |
2 |
根拠 |
なぜなら(______)だからです。 |
3 |
定説 |
一般に(______)とされています。 |
4 |
権威付け |
(______)によれば(______)とされています。 |
5 |
具体例 |
たとえば(______)です。 |
有名なブログ『earth in us.』の中の人が、自らのライティング経験で培った知恵を書いた記事。
「(1)なるべく「ひらがな」で書く、(2)なくてもいい言葉は、すべて消す、(3)具体例は、具体的に書かない」といった、Webならではのライティング手法が紹介されています。
説得力の高い文章構造として、「主題」「理由」「論証」「結論」の4つのパーツに分けて、それをピラミッド型にする、手法を紹介してくれています。
『頭がいい人の文章の書き方』という本で紹介されているライティングTIPSを、このブログの筆者が咀嚼した内容が書かれています。
「(1)1つの段落では内容を1つに絞る、(2)段落の最初に”さわり”を見せる、(3)話が入り組んだ文章は小分けにする」、など基本的だけど意外と意識できてない事が満載です。
伝説のブログ『百式』のシリーズブログ『POP*POP』で紹介されている、ブログタイトル作成の時に役立つチートシート。ブログだけでなく、サービスを作る時に細々と付いてくる文章作成の時にも使えます。
「良い記事は、良いタイトル作りから」という理論の元、タイトル付けの具体的なテクニックや、具体的なタイトル改善例が紹介されています。タイトル改善例として、以下の様なものが紹介されています。確かにこれだと読みたくなりますね!
【Before】
・【エンタがビタミン♪】AeLL.の篠崎愛ショック。「初めてテレビで豚って言われた」
【After】
・篠崎愛 有吉にデレビで「ブタ」と言われる
・篠崎愛 有吉の「ブタ」発言にブログで抗議
【あわせて読みたい!】
キャッチコピー作りで煮詰まった時に見るべき、プロの「テンプレ&テクニック集」まとめ
Webで使える文章を書くために「人気ディレクター」が実践してる10個の手順
最後に
今回ご紹介したライティング術の記事・スライドは参考になりましたか?実践していくのは大変かもしれませんが、確実に文章力は上がっていくので、ぜひ試してみて下さい!
(執筆/編集:井出)